舌トレ〜舌を鍛えて免疫力UP!!〜
2023年11月2日
舌トレ〜舌を鍛えて免疫力UP!!〜
皆さん、おはようございます♪
11月になりましたが、日中はまだまだ温かいですね。
ただ朝晩の冷え込みを見ると、一気に冬が訪れそうで着る物もチョイスが毎日むずかしいです。
今年は酷暑から暖かい時期が続いているために自律神経系が乱れている方が多いと聞きますが、私もその1人だと思います。
そんな時に「舌トレ」をする事で自律神経を整え免疫力をアップする事ができると言う記事を発見!!
今日は「舌トレ」について投稿したいと思います。
『舌』は健康を支えている源であり、「呼吸をする」「食べる」「話す」と言った生きていくための活動を支えています。
つまり、舌が衰えると必要な機能が果たせなくなる。=健康に悪影響が出たり老化の原因にもなるというわけです。
特に舌の筋肉が衰えると、舌が「落ちベロ」と言う状況になり鼻呼吸から口呼吸になってしまいます。
少し前のブログでもポカン口について投稿した内容にも口呼吸に触れていますが、人は鼻から呼吸する事で、異物をキャッチし鼻腔を通っていく事で温めた空気を送っています。
口呼吸になると冷たい空気がダイレクトに気管を通り肺へ。と行くので気管を傷つけたり、肺から全身を冷やして免疫機能を落としてしまう原因を作ってしまいます。
鼻で呼吸する事はさまざまな不調や病気から守る上でもとても大切な事なのです。
【あなたは「落ちベロ」になってない?!】
ここで、「落ちベロ」チェック!
Q:口を閉じた状態で舌はどこにありますか?
① 舌が上顎にべったりとついている
② 舌先が上の前歯の裏についてる
③ 舌先が下の歯の裏についている。あるいは、舌先が何処にも触れてないで宙ぶらりん
A: ①なら大丈夫!②と③は「落ちベロ」です。口呼吸になっている可能性が…
【落ちベロ解消法は??】
②と③になってしまった方も、大丈夫!
「あいうべ体操」で舌を鍛えよう。
「あー」、「いー」、「うー」と声を出しながら(出せない場合は動きだけでもOK!!)1秒間ずつ、「べー」で舌を下方向に1秒伸ばす。を3回 。これを1セットとして、1日の中で30回を目安に行う。何かをしながらでも良いのでやってみよう!
自律神経は自分でコントロールする事ができません。
しかし、呼吸は意識的にコントロールする事が可能です。
舌トレにより舌が正しい位置になると鼻呼吸がスムーズに行える様になります。
鼻からゆっくり呼吸する事で自然と深い呼吸となり酸素を充分に取り込む事ができ自律神経のバランスを整える事ができますので、是非皆さんもやってみて下さいね🎵
ビタミンGって聞いたことありますか?
2023年10月26日
ビタミンGって聞いたことありますか?
皆さん、おはようございます。
気づけば10月も残り5日…。街はハロウィンで綺麗ですね。
いきなりですが、皆さんはビタミンGって聞いたことありますか?
ん?!ビタミンG?
ビタミンGとは牛乳から発見されたビタミンB2のこと。
発育に大切なビタミンのため、英語でgrowthの頭文字から、かつてビタミンGと言われていました。
成長に欠かせないビタミンGことビタミンB2。
今日はビタミンB2についてです!
【ビタミンB2の働きは?】
三大栄養素と(炭水化物、タンパク質、脂質)を分解され、エネルギーに変わる時の補酵素として働き、特に脂質の代謝に深く関係しています。
特にタンパク質の合成や皮膚、毛髪を作りのサポートや体内の有害過酸化脂質を分解してくれる働きもあります。
【ビタミンB2が足らなくなると…】
肌荒れやニキビ、口角炎、口内炎ができやすくなり、目の症状や眼精疲労も起こしやすくなります。
また成長期のお子様の場合、慢性的にビタミンB2が不足すると成長障害を起こすと言われています。
【ビタミンB2を大きく含む食材】
魚、レバー、牛乳、乳製品、卵と言った動物性食品や野菜、きのこ、納豆と言った植物性食品に含まれます。
特に納豆は納豆菌がビタミンB2を作り出すので効果が高いです。
【まとめ】
ビタミンB2は体の中でも腸内細菌がビタミンB2を作ってくれています。
抗生物質や経口避妊薬を長期に渡って服用している方は腸内環境が乱れてビタミンB2が不足する傾向にあります。
またビタミンB2はビタミンBの仲間であるB1.B6.B12と一緒に摂ると効果的です。
いかがでしたか?
おいしい健康より掲載
骨粗鬆症の方、歯科受診されていますか?
2023年10月22日
骨粗鬆症の方、歯科受診されてますか?
皆さん、こんにちは!
気持ちが良い秋晴れが続いていますね。
この時期にお会いする患者様から、よく聞く話題の一つに「健康診断」があります。
先日、定期検診にいらした方が、転倒して骨折してしまい、骨粗鬆症の薬を飲み始めたとお話せてくださいました。
過去にも骨粗鬆症については取り上げてますが、改めて骨粗鬆症を取り上げたいと思います。
【改めて!骨粗鬆症とは?】
骨粗鬆症とは、骨の密度が低下してもろくなり、骨折しやすい状態にあることいいます。
加齢にともなって誰にでも起きるものですが、特に閉経した女性に多いとされています。
【歯科と骨粗鬆症の関係とは?】
歯科治療で注意しなければならない全身の病気の一つが「骨粗鬆症」で治療薬の影響により「顎骨壊死」=顎の骨が腐ってしまう。と言うことがあります。
顎骨壊死を防ぐためにもお口の状態からを健康に保つ事がとても大切です!
今年、専門学会が「骨粗鬆症の治療をするすべての方に,原則、歯科受診が求められる」と言った文書が出されました。
【なぜ、顎骨壊死は起こるのか?】
元々、お口は骨壊死を起こしやすい環境で、昔は虫歯や歯周病から骨髄炎や骨壊死を起こす方がいましたが、抗菌薬の登場により骨壊死を起こす事はほとんどなくなったといいます。
ですが、20年ほど前から再び骨壊死を目にするようになり、そういった方に共通していたのが骨粗鬆症の一部のお薬の使用だったそうです。
骨は日々、新陳代謝して古い骨を壊して新しい骨が作られています。
骨粗鬆症のお薬によっては骨の新陳代謝の働きを弱めてしまうたも骨壊死するのではないかと言われていますが、必ずしも、そのお薬のせいとは断定はできないため、歯科に関わらず他科に受診する際は必ずお薬手帳を持って行く様にしましょう。
【骨壊死の予防はどうしたらいい?】
顎骨壊死を起こさない3つのポイントです!
1 歯科治療が必要な場合は直ちに治療をする
2 毎日のセルフケアで良い環境を維持する
3 定期検診を年数回は受け、歯科衛生士によ
るプロケアを受ける
骨粗鬆症も含めた全身疾患には歯科への受診は必須です。
発症リスクを下げられるようにご自身のセルフケアの見直しもしてみましょう。
インフルエンザと口腔ケアの関係
2023年10月12日
おはようございます♪
今日も良い天気ですね。
金木犀の香りがすると、秋だな、、、感じますが皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日は最近流行っている「インフルエンザと口腔ケアの関係」です。
朝霞近郊の学校でも、学級閉鎖や学校閉鎖と言った話を聞きます。
インフルエンザは通常だと冬場に流行るイメージですが、今年は2月から横ばいの感染者数とも言われ、これは2020年以降の新型コロナウィルス感染の徹底した感染対策により免疫が低下していることが大きな要因となっていると言えます。
また熱帯や亜熱帯の地域ではインフルエンザが通年で流行していて、近年の日本での猛暑が続いていたことを考えると今後は日本でも通年を通して流行ることもあるかもしれない、こ地球温暖化が関係している可能性もあると言われています。
季節の変わり目でもありますし、朝晩の気温差が激しいこの時期、元気に乗り切るためには、意識的な免疫強化が必要です。
まずは充分な栄養、休養ですが、今までの手洗い、うがいはもちろんのこと、しっかりと口腔内のバイ菌を取ることも大切です。
口腔とは歯だけだはなく、舌や頬粘膜も含め物全てを言います。歯磨きする際は舌の汚れもチェックして、汚れていたら舌ブラシで舌を綺麗にしましょう!
また、日頃の歯磨きでは取りきれないバイオフィルム(歯垢)は70〜90日でリセットする事が望ましとされています。
もちろん、歯磨き上級者の方であれば4ヶ月〜6ヶ月に1回のペースでの歯科検診で良いかと思いますが、最低でも年2回の歯科への受診を心掛けましょう。
シノハラ歯科医院では歯科衛生士6名在籍しております。
現在、平日の昼は比較的空きの時間もございますので、これを機に歯科検診にいらっしゃってください。
スタッフ一同、お電話お待ちしております🎵
知覚過敏
2023年10月8日
知覚過敏
皆さん、おはようございます。
10月に入り一気に秋めいてきましたね!
季節の変わり目は特に体調不良には気をつけていきたいものですが、歯科でもこの時期になると『知覚過敏』を訴える方が増えてきます。
恐らく、理由として寒暖差から噛み締めや夜間の歯軋りが増えるからだと感じています。
特に朝晩は日中と比べ10度近くの寒暖差…外気も冷たくなるので、知らず知らずに噛み締てしまうようです。
今日は、そんな『知覚過敏』についてです。
【知覚過敏とは】
何らかの原因で象牙質が露出する事で冷たいものや歯ブラシの刺激で一過性の痛みを感じる事を言います。
【知覚過敏の原因】
⚫︎噛み合わせの異常(力)
⚫︎ブラッシング圧
⚫︎歯肉退縮
⚫︎酸蝕症 等々
その他に虫歯治療後、削ったことで神経に知覚が届きやすくなった、ホワイトニング後に知覚過敏の様な痛みを伴う事もあったりします。
いずれにせよ、削ったりする虫歯治療の様なものではなく、主にはセルフケアで改善させる物が多いのが特徴です。
【知覚過敏の対策】
⚫︎知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
⚫︎正しい歯ブラシの圧や磨き方
⚫︎マウスピース
⚪︎歯科で知覚過敏用のコーティング剤を塗る
今や、知覚過敏は3人に1人が経験していると言われています。
これから寒くなるので症状が悪化する前に対策を取る様にしましょう♪
ピロリ菌を除菌する理由
2023年9月28日
皆さん,おはようございます。
9月も半ばを過ぎ、少しずつ秋を感じる様になりましたね。
秋は「食欲の秋」と言われますが、私はこの時期にいつも胃カメラで胃の検診を行います。
数年前にピロリ菌の検査もして頂いて陰性ではあったのですが、ピロリ菌を除菌したら、胃ガンにはなる確率ってかなり低いのか?と先生に尋ねたところ、除菌しなかった方と比べて3割位は!抑えられるとの事でした。
そもそもピロリ菌は全世界の半数以上の人が感染してるとされ、日本では、若年者の感染は減っているものの、中高年では半数以上が感染しているとされています。
また日本人での胃がんの90%以上の方がピロリ菌感染によって引き起こされていているそうです。
しかし、ピロリ菌に幼少期に感染しなければ、ピロリ菌に感染は起こらないそうなので、小さいお子さんがいる方は、ピロリ菌感染している親からうつさない様に、同じ箸やスプーンを使わない等の対策をする事が大切です。
ですが、一度ピロリ菌に感染してしまうと、数ヶ月以内に慢性胃炎になるそうですが、症状が出ない事がほとんどで、胃炎は加齢と共に進行し、胃粘膜が薄くなる萎縮性胃炎となります。
萎縮性胃炎になると胃がん発症するリスクが高まります。
例え、萎縮性胃炎にはならなくても慢性胃炎は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃ポリープ等を引き起こすこともあり、胃がんをはじめ、こうした病気にならない様にピロリ菌に感染が分かったら除菌することが必要となったそうです。
除菌後に陰性となっても、胃粘膜が薄くなっていたり胃液の酸性度低下(酸性度が弱くなってしまっている状況)だったりすると、大腸菌やサルモネラ菌と言った悪玉菌から放出される「リポ多糖=LPS」が消化管に炎症を起こしたり、発ガンを促進する事が分かっています。
またこのLPSは歯周病の代表的なPg菌にも存在し、歯肉に炎症を起こし顎の骨を破壊して歯周病を引き起こします。
ですから、まずはお口の衛生状態を整えてから、ピロリ菌除菌をすることが大切なのです。
今は胃の調子を整える乳酸菌としてLg21があります。コンビニやスーパーにもあります。
LG21乳酸菌を日摂取する事で、胃酸の分泌等、
胃の働きが改善したというデータもあるようです。
季節の変わり目となるこの時期は、まずは胃の不調、腸内環境を良くする事で、『秋』を満喫できると思いますので、皆さんも、身体を労ってお過ごし下さいね🎵
お口ポカン
2023年9月24日
お口ポカン(口唇閉鎖不全症)
皆さんおはようございます♪
少しずつ秋を感じる季節となってきましたね。
先日、メンテナンスでいらっしゃった患者さんのお子様が、テレビを見たり遊んでいる時、気づいたらお口が開いている事が多く、口臭もすると訴えがありました。
これは日本人の子供の3割の子が抱える、お口ポカンの可能性があると話をしました。
お口ポカンだった場合、どうしてなるのか、どんなデメリットがあるのか。。。
今日はお口ポカンについてお話ししたいと思います。
お口ポカンになってしまうのは、なぜ?
1 鼻咽頭疾患
慢性鼻炎やアレルギーにより鼻で呼吸できないために起こる。
鼻呼吸できる様に耳鼻咽喉科へ受診する。
2 不正咬合
前歯が前突(出っ歯)になっていると、口唇が閉じづらく口が開いてしまう。
習慣的にお口ポカンになっているので、この場合は矯正治療も視野に入れながら、歯科でMFT(口腔筋機能療法)を行う。
3 口腔周囲筋が弱い
いつも口腔が開いていると口輪筋の力が弱く、お口ぽかんに。。。
先ずは気づいたらお口を閉じ様に促す、意識する。
歯科へ受診し、MFTを行う。
お口ポカンだと、何でいけないのか?
⚫︎口呼吸になりウィルス感染しやすくなる。
⚫︎歯並び、姿勢が悪くなる。
⚫︎しっかり噛めない、滑舌が悪い。
⚫︎口が渇くことにより、口臭や虫歯になりやすくなる。
【幼児期の子必見!お家でできる お口ポカン対策】
☆足をつけて食事をする
足をブラブラしない様にする事で、しっかり噛める。
☆吹く遊びを取り入れる
吹き戻し、シャボン玉、風船など、吹く事で口輪筋が鍛えられる。
日常の生活の中で、また遊びでお口ポカンを防ぐことができますので、大人がお子様の様子を見て、お口が開いていたら是非、取り入れてみて下さいね!
この体調不良…もしかして鉄不足??
2023年9月22日
皆さん、おはようございます。
まだ日中は暑いですが、皆さんは体調を崩したりしていないでしょうか?
今年の夏も記録づくしの猛暑で、気温も湿度も高いので食欲がない、朝起きられない、やる気がでない、疲れやすい等の症状を訴える方が多かったように感じました。
先日、とあるセミナーで「鉄活」を学ぶ機会がありました。
話を聞いてみると…当に‼︎と当てはまる内容が多く目から鱗でした。私と同じ様な症状の方がいたら…と思い今日のコラムは「鉄活」にすることにしました。
☆Fe-鉄の役割☆
鉄はミネラルの一種で身体を作る、さまざまな機能に関わるの栄養素の一つです。
簡単に説明すると…
⚪︎酸素の運搬:全身イキイキさせてくれる
⚪︎神経伝達物質:安定した精神状態をキープ
⚪︎コラーゲン合成:肌のハリ、ツヤの素
⚪︎エネルギー産生:元気でエネルギッシュ!
また自分の体内では作られない為、食物から摂る必要があります。
私たちは日頃の食事で1日10-15mgの鉄を摂取し、約1mgくらいが体に吸収されるのですが、一方で便や尿、汗、皮膚から排泄される鉄の量は1日1mgです。つまり吸収量と排泄量は等しくバランスが取れています。
しかし、女性の場合で月経がある方は血液を喪失します。これを鉄量に換算する20-60mgと言われおり、ひと月当たりの鉄の吸収量30mgに対して喪失量は60mgとなり、鉄が不足してしまうのです。そうなると貧血が起こりやすくなります。
他にも婦人科系の病気などによって出血が持続したり、成長期、妊娠や授乳による赤ちゃんへの栄養を与える事で栄養不足になり同様に貧血を起こすこともあります。
この事から女性は男性より鉄不足が起こりやすい一生を送ることになるのです。
鉄不足になるとどんな症状が?
⚫︎体の疲れ(だるさ、倦怠感)
⚫︎肩凝り
⚫︎頭痛、頭が重い
⚫︎目の疲れ
⚫︎腰痛
⚫︎くしゃみ、鼻水、鼻詰まり
⚫︎便秘
⚫︎イライラ、不安 等々
鉄をしっかり体に取り込むためには、まずは腸内環境を整える事は必須で、タンパク質とビタミンB、C、クエン酸、ミネラルも合わせて摂る必要があります。
鉄分を多く含む食品と食べ方
⚪︎赤みの肉
⚪︎レバー(鶏、豚)
⚪︎しじみ
⚪︎アサリ
⚪︎かつお
⚫︎卵黄(生)
⚫︎油あげ
⚫︎小松菜
⚫︎ほうれん草
⚫︎ひじき
※ ⚫︎はお茶に含まれるタンニンとの相性が悪いため一緒には摂らない様にしましょう。
但し、鉄も過剰に摂りすぎてしまうと、かえって体に毒となるのでサプリメントや鉄剤を使用する際は、かかりつけの先生に相談して、上手に鉄活していきましょう!
腸内環境 〜食物繊維〜
2023年9月3日
皆さん、こんにちは。
9月に入り、朝晩はいくらか涼しく感じる様になりましたね。
今年の夏は連日の猛暑でしたので、今月に入り体調崩してる方の連絡が多くなってるように感じます。
皆様、体調管理にはくれぐれもお気をつけてくださいね。
今日は前々回のビタミンMのブログで出てきた腸内環境についてです。
皆さんもご存知かと思いますが、腸には「腸内フローラ」と呼ばれる大腸菌の集まり(これがお花畑の様なので大腸フローラと言います。)があります。
この腸内細菌は1000種類100兆個、重さにして約1.5キロ分あり、その菌の働きで私たちの体の中で消化→吸収をしてくれています。
それ以外にも、腸内(小腸)は鼻や口から入った細菌やウィルスは小腸まで届くため、免疫細胞が病気にならない様にから体を守ってくれたり、腸内細菌が栄養素を吸収する過程で、タンパク質から幸せホルモンで有名な「セロトニン」に変えるビタミンや葉酸で幸せホルモンの材料をつくってくれるのです。
この働きを上手くできているかの判断は便通や便の色、形、臭いで肌の調子等、体の色々な所に反映されていきます。
では、この腸内細菌が喜ぶ様な栄養素とは?
それは、食物繊維です。
食物繊維には水に溶けにくい不溶性の食物繊維と、溶けやすい水溶性の食物繊維があります。
不溶性食物繊維は腸内の病原菌など、悪いものを外に排出してくれます。
【不溶性食物繊維】
玄米、大豆、きのこ、芋、キャベツ 等
水溶性食物繊維は腸の滑りを良くして排出しやすくします。
【水溶性食物繊維】
らっきょう、大麦、りんご、わかめ、なめこ 等
また納豆、ごぼう、キュウイは不溶性、水溶性食物繊維の両方を併せ持つ食物繊維と言われており、意識的に摂ることで大腸の働きをよくしてくれるのです。
まだまだ腸内細菌を良くする発酵品や乳酸菌等々ありますが、今日は食物繊維と腸内環境を知って頂きたく、食物繊維に特化しました。
これから過ごしやすい季節になっていきますが、季節の変わり目の体調管理に対応できる様に、今から食生活を見直して行けたらと思います🎵
夏バテ防止食材〜ビタミンB 1〜
2023年9月1日
皆さん、おはようございます。
今日から9月ですね。。。
新学期スタートを迎えている方も多くいらっしゃるかと思います。
今年の夏も記録的な暑さで体調が良くなかったなんて話をよく耳にしておりましたが、皆さんはお変わりありませんでしょうか?
夏場はどうしても暑さから、食欲不振に陥ってしまいがちなので、意識的に食事をしていきたいものです。
特に夏に不足しがちな栄養素としてビタミンB1、ビタミンC、タンパク質と言われています。
今日はそのビタミンB 1についてです。
ビタミンB1は疲労回復に欠かせない栄養素で食事から摂取した糖質を体内でエネルギーに変えたり、疲労を分解してする働きがあります。
ビタミンB1は体の中に蓄えておくことができず、汗と共に排出されやすいため発汗量が多い夏場はどうしても不足しがちになってしまいます。
【ビタミンB1を多く含む食材】
⚫︎豚肉(特にヒレやモモ)
⚫︎うなぎ
⚫︎卵
⚫︎玄米
⚫︎アボカド 等
土用の丑の日に、うなぎを食べるのは納得ですね🎵
皆さん、元気に残暑を乗り切りましょう♪