歯周病になったら、どうしよう…
2024年5月16日
皆さん、おはようございます。
爽やかな日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか?
日中と朝晩の寒暖差が大きく体調を崩している方が多い様なので、体調管理に気をつけてお過ごし下さいね☆
今日は歯周病についてです。
今までも歯周病については沢山取り上げてますが、歯周病は症状が出るまでに時間がかかる為、気づいた時には…なんてことも。
歯周病になったら、どうしよう…と思った方、必見です!!
【歯周病って、自分でも気づける?】
歯周病の初期は、歯肉の腫れや出血です。
よく、歯を磨くと血がでる。なんてことありませんか?
これを「歯肉炎」といい、歯周病の入口と言われています。
健康な歯肉は血が出たり、腫れたりはしないので、出血したら、もしかして歯周病かも…歯科へ受診することをオススメします!
【歯周病はどうやって進行するの?】
歯周病の原因はプラーク(バイオフィルム)と言われる細菌の塊です。
プラーク(バイオフィルム)は歯磨きで取りきれなかった歯の周りに停滞し、歯肉炎を起こします。
プラーク(バイオフィルム)を構成する多くの菌種の中に歯周病原細菌はLPSと言われる内毒素を出し、炎症性細胞を刺激して、サイトカインと呼ばれる様々な炎症性物質を放出させます。そして炎症が進行すると、骨を壊す細胞=破骨細胞の数が増え歯を支える周りの骨を一気に溶かしていきます。
残念ながら一度失ってしまった骨は戻ってはきません。
また歯周病は全身の病気との関連性があり放っておくのは大変危険です。どんなぬ歯磨きが上手な方でも、自分磨きで100%プラークを取り除く事はできないので、半年に一度は歯科へ受診しプロによる口腔ケアをしてもらいましょう。
あなたは虫歯になりやすい人?なりにくい人?
2024年5月7日
皆さん、こんにちは!
新緑が眩しい5月となりました。
まだ朝晩は冷んやりする日もありますが、昼間は暑い日も増えてきました。
熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね。
今日は「あなたは、虫歯になりやすい人?なりにくい人?」です。
日頃、「一生懸命磨いてるのに…。」「毎食後磨いているのに…どうして?!」なんて言う言葉を耳にします。
逆に、お口の中が汚れていつのにも関わらず、大して大きな問題がない人も…。
確かに、磨いている🟰磨けているとは限りませんし、逆に「歯磨きをしていれば大丈夫」と言うわけではありません。
では何故?虫歯になりやすい人、なりにくい人がいるのか。
をお伝えしたいと思います。
【虫歯になりやすい人となりにくい人の違いは何?】
歯科医院では、患者さんを虫歯になりやすいか、なりにくい人かを評価、診断するものとして、
⚫︎歯を壊す「リスク要因」と
⚫︎歯を守る「防御要因」のバランスを見ていきます。
つまりシーソーの様に、歯を壊すリスク要因と歯を守る防御要因のどちらが高いのかで評価します。
【虫歯になりやすい人って、どんな人?!】
⚫︎フッ素を使ってない
⚫︎虫歯が多い
⚫︎ダラダラ食べ
⚫︎唾液が少ない
⚫︎不十分な歯磨き
⚫︎定期検診を受けていない
【虫歯になりにくい人って、どんな人!?】
⚫︎フッ素を毎日使っている
⚫︎虫歯菌が少ない
⚫︎適切な食生活
⚫︎唾液量が多い
⚫︎適切な歯磨き
⚫︎定期検診に通っている
虫歯になりやすい方ほど、リスク要因が多く
シーソーが傾いていますので、虫歯になりにくい防御因子を高めていく必要があります。
いかがでしたか?
連休中、ダラダラ食べ食生活が乱れていた…歯磨きもいい加減だったな…と思った方もいらっしゃたのでは??
数日では虫歯になるわけではないですが、日頃から意識して生活していく事はとても大切です!
今日からできる事は早速やっていきましょう♪
nico2024.01号参照