防災の日
2026年9月1日
9月1日は「防災の日」――防災グッズに歯ブラシを入れていますか?
皆さん、おはようございます。
今日から9月です。新学期を迎えたご家庭も多いと思います。
今日9/1は『防災の日』です。
今年も異常気象の影響か世界で大規模な災害が起きていますか、日本でも相次ぐ地震、台風や線状降水帯による大雨で被災したされている方も多くいらっしゃいます。
いつどこで遭遇するか分かりませんが、最低限の備えはしたいもの。今日は改めて「防災グッズの中に歯ブラシを」お伝えしたいと思います。
「防災」と聞くと、非常食や飲料水、懐中電灯、モバイルバッテリーなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、災害時に忘れてはいけないもののひとつが**「歯ブラシ」**です。
災害が起こると、断水や避難生活などによって、普段どおりに歯を磨けなくなることがあります。しかし、お口の中を清潔に保つことは、災害時の健康管理にとても大切です。
今回は、なぜ防災グッズに歯ブラシが必要なのか、そして水が十分に使えないときの歯磨きのコツをご紹介します。
【なぜ災害時にも「歯磨き」が必要なの?】
災害時は、食事や生活環境が大きく変化します。
避難所などでは食生活や睡眠、ストレスや不安などから体調も崩しやすくなります。
歯磨きに十分な水が使えなかったり、歯ブラシなどのオーラルケア用品が不足したりすることがあります。
しかし、歯磨きができない状態が続くと、お口の中に歯垢(プラーク)がたまりやすくなります。
日本歯科医師会も、災害時にはできるだけ普段に近い口腔ケアを行い、お口を清潔に保つことが大切です。
「非常時だから歯磨きは後回し」ではなく、できる範囲でお口のケアを続けることが大切です。
【防災バッグに入れておきたい「お口のケア用品」】
まずは、いつもの防災バッグをチェックしてみましょう。
- • 歯ブラシ
- • 歯磨き剤
- • デンタルフロス・歯間ブラシ
- • デンタルリンス(液体歯磨き)
- • 洗口液(マウスウォッシュ)
- • 口腔ケア用ウェットティッシュ
- • 入れ歯を使用している方は、入れ歯ケース・洗浄用品
日本歯科医師会では、災害時の歯磨きの基本として歯ブラシを挙げています。特に歯ブラシは、数本用意しておくこともすすめられています。
防災バッグに入れる歯ブラシは、キャップ付きのトラベル用など、衛生的に保管しやすいものがおすすめです。
【水が少ないときはどうやって歯を磨く?】
「断水したら歯磨きできないのでは?」
そんな心配もありますよね。
実は、少量の水(30ml)でも歯磨きはできます。
少ない水で歯磨きする方法
① 約30mLの水を用意する
コップなどに少量の水を用意します。
② 歯ブラシを水で濡らして磨く
いつもどおり歯ブラシを使って、歯を丁寧に磨きます。
③ 歯ブラシについた汚れを拭き取る
磨いている途中で歯ブラシが汚れたら、ティッシュやウェットティッシュなどで汚れを拭き取ります。
④ 少量の水ですすぐ
最後に水を少しずつ口に含み、2~3回に分けてすすぎます。
「たくさんの水がないと歯磨きできない」と思いがちですが、使える水が少ないときは、量を工夫して使うことがポイントです。
⚫︎水がまったく使えないときは?
断水などで水が使えない場合は、**デンタルリンス(液体歯磨き)**が役立ちます。
適量を口に含んで20秒ほどすすぎ、その後、歯ブラシでブラッシングします。製品によって使用方法が異なるため、必ず表示を確認しましょう。
液体歯磨きは、使用後に水ですすぐ必要がないタイプもあり、断水時のオーラルケア用品として備えておくと便利です。
なお、「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」は同じものではありません。
液体歯磨きは歯ブラシで磨くことと組み合わせて使用するもの、洗口液は歯磨きが難しいときなどに口の中をすすぐためのものです。
防災用として準備する場合は、商品の表示を確認して選びましょう。
⚫︎歯ブラシがないときは?
もし歯ブラシを用意できなかった場合でも、できる範囲でお口の中を清潔にしましょう。
少量の水やお茶でうがいをしたり、ハンカチやウエットティッシュなどを利用して歯の表面の汚れを取り除く方法があります。
【「防災の日」をきっかけに、お口の備えもチェック!】
災害はいつ起こるかわかりません。
9月1日の「防災の日」は、非常食や飲料水だけでなく、**「お口の防災グッズ」**も見直す良い機会です。
まずは防災バッグに、
「歯ブラシ+歯磨き剤+デンタルフロス(または歯間ブラシ)+液体歯磨き」
を入れておきましょう。
そして、実際に一度使ってみることも大切です。
災害時には、普段と同じように歯磨きできないことがあります。だからこそ、平常時から「水が少なかったらどうする?」「歯ブラシがなかったら?」と考えておくと、いざというときにも落ち着いて対応できます。
いかがでしたか⁉︎
防災は、命を守るための備え。
そして、お口の健康を守ることも大切な防災のひとつです。
今年の「防災の日」は、ぜひご家族の防災バッグに歯ブラシが入っているかチェックしてみてください。
虫歯•歯周病予防に「ナノバブル水」は効果がある⁉︎
2026年8月23日
皆さん、おはようございます。
夜中の地震はビックリしましたね。
今年はより各地での地震が多い様に感じます。
9/1は「防災の日」ですが、これを機に非常食や防災バックの中を改めて確認したいと思いました。
今日は虫歯・歯周病予防に「ナノバブル水」は効果がある?です。
最近、歯科医院をはじめ美容・健康分野で耳にする機会が増えたナノバブル水。歯科では口内環境に良い影響があるとか。
ナノバブル水とは、とても小さな気泡を含む水で、汚れを落とす作用などが注目されています
ナノバブル水には「プラークを落とす」可能性があるのでしょうか!?
実際に、ウルトラファインバブル水を口腔ケアに利用した研究があります。
矯正装置を装着している患者さんを対象とした研究では、高濃度のウルトラファインバブル水を使用した場合、蒸留水と比較してプラークの除去効果が高かったと報告されています。
矯正中は装置の周囲にプラークがたまりやすく、口臭や虫歯のリスクも高くなるため、補助的な清掃方法として興味深い結果ですね。
また、オゾンを含むナノバブル水については、歯周病関連細菌に対する殺菌作用を調べた基礎研究や、歯周病治療の補助として使用した臨床研究もあります。
また歯周ポケットへの洗浄を機械的な歯周治療と組み合わせた研究では、通常の水を使用した場合より改善が大きかった項目も報告されています。
ご自身では歯周ポケット内は触れませんが、歯磨きと一緒に歯周病菌が溜まりやすい舌を洗えたら効果があるのでは!?と個人的に感じます。
ただし「ナノバブル水だけで虫歯・歯周病を防げる」は言い過ぎ⁉︎
!ここは非常に重要です!
ナノバブル水によるプラーク除去や細菌への作用については期待できる研究がある一方、残念ながら一般の方が毎日使用することで「虫歯や歯周病を確実に予防できる」と結論づけられるほど、長期的な臨床エビデンスはまだ十分ではありません。
特に「ナノバブル」という言葉だけで効果を判断することはできず、気泡の大きさ、水に含まれる成分(酸素・オゾンなど)、濃度、使用方法によって作用は異なります。
実際、2026年に発表されたオゾン水に関するシステマティックレビューでも、プラーク減少への可能性は示されているものの、標準的な洗口剤や水より優れていると断定するにはまだまだ証拠が不十分とされています。
ナノバブル水は「歯磨きの代わり」ではなく「補助」と考えよう!
やはり虫歯予防で最も大切なのは、『毎日の歯磨きでプラークを物理的に除去すること』です。
特にフッ化物配合歯磨剤の使用、歯間ブラシやデンタルフロスによる歯間清掃、規則正しい食生活、そして定期的な歯科検診が基本になります。
ナノバブル水は、これらを置き換えるものではなく、「口腔内をより清潔に保つための補助的なケア」として考えるのが現時点では適切のようですね。
ナノバブル水には、プラークの除去や細菌への作用について興味深い研究があり、今後エビデンスレベルで効果が出る事を期待しながら、ご自身でのセルフケアと定期的メインテナンスをしていきましょう。
膿栓って知ってる!?
2026年8月15日
「膿栓」って知ってる!?
皆さん、おはようございます!
残暑お見舞い申し上げます。
突然ですが、「喉の奥から白い塊が出てきた」「口臭の原因かもしれない」と気になったことはありませんか?
その白や黄色っぽい小さな塊は、「膿栓(のうせん)」と呼ばれるものかもしれません。
膿栓は珍しいものではなく、多くの方に見られるものですが、強い臭いを発するため口臭の原因になることがあります。
今回は、膿栓ができる原因や予防法、歯科医院でできる口臭対策について解説します。
【膿栓とは?】
膿栓とは、喉の奥にある「扁桃(へんとう)」のくぼみ(陰窩:いんか)にたまる白色または黄色の小さな塊です。
膿栓の正体は、
- 細菌
- 食べかす
- 剥がれ落ちた粘膜細胞
- 白血球
- 唾液中の成分
などが混ざり合って固まったものです。
潰すと硫黄のような強い臭いがすることが多く、口臭の原因の一つになります。
【膿栓はなぜできるの?】
① 扁桃のくぼみに汚れがたまりやすい
扁桃には細かな穴(陰窩)があり、ここに細菌や食べ物の残りが入り込むことで膿栓ができます。
もともと陰窩が深い方は、膿栓ができやすい傾向があります。
② 口の中の細菌が多い
歯垢(プラーク)や舌の汚れが多いと細菌が増殖しやすくなり、膿栓ができやすい環境になります。
歯周病やむし歯がある方は、さらに細菌数が増えるため注意が必要です。
③ 口が乾燥している
唾液には細菌を洗い流す働きがあります。
などで唾液が減ると、細菌が増えやすくなります。
④ 慢性的なのどの炎症
風邪を繰り返したり、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで喉に炎症が続くと、膿栓ができやすくなることがあります。
【膿栓ができないための対策】
完全に防ぐことは難しいですが、以下の習慣でできにくくすることが期待できます。
⚪︎毎日の丁寧な歯磨き
歯ブラシだけでなく、
も併用し、口腔内の細菌を減らしましょう。
⚪︎舌のお手入れ
舌の表面につく「舌苔(ぜったい)」も口臭や細菌の温床になります。
専用の舌ブラシでやさしく清掃しましょう。
※強くこすると舌を傷つけるため注意が必要です。
⚪︎よく噛んで唾液を増やす
唾液は天然の洗浄液です。
- よく噛んで食べる
- 水分補給をする
- キシリトールガムを噛む
などで唾液の分泌を促しましょう。
⚪︎鼻呼吸を意識する
口呼吸は口の中を乾燥させ、細菌を増やします。
鼻づまりが続く場合は耳鼻咽喉科への相談もおすすめです。
⚪︎定期的な歯科クリーニング
歯石や歯垢を除去し、口腔内の細菌を減らすことは、膿栓や口臭予防にもつながります。
【膿栓と口臭の関係】
膿栓は「揮発性硫黄化合物(VSC)」と呼ばれる臭い成分を発生させるため、強い口臭の原因になることがあります。
ただし、口臭の原因は膿栓だけではありません。
実際には、
などが関係しているケースも多くあります。
【自分で無理に取るのは危険?】
綿棒などで無理に押し出そうとすると、
可能性があります。
頻繁に膿栓ができる、喉の痛みや発熱を伴う場合は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
歯科医院でできる口臭対策
歯科医院では、
- むし歯・歯周病のチェック
- プロによるクリーニング
- ブラッシング指導
- 舌の清掃方法のアドバイス
- 口臭の原因の確認
などを行い、お口の環境を整えるサポートをしています。
「最近口臭が気になる」「膿栓がよくできる」という方は、一度お口全体をチェックしてみることをおすすめします。
いかがでしたか?
膿栓は、細菌や食べかすなどが扁桃のくぼみにたまってできる塊で、口臭の原因になることがあります。
毎日のセルフケアや定期的な歯科クリーニングで口腔内を清潔に保つことが、膿栓や口臭の予防につながります。
口臭にはさまざまな原因があるため、気になる症状が続く場合は自己判断せず、歯科医院や必要に応じて耳鼻咽喉科で相談しましょう。
夏に起こりやすいお口のトラブル
2026年8月6日
皆さん、こんにちは♪
今年も暑い日が続いてますね。
暑い夏は、熱中症や紫外線対策に目が向きがちですが、お口の中も季節の影響を受けやすいことをご存じでしょうか。
気温の上昇や水分不足、生活リズムの変化によって、お口のトラブルが起こりやすくなります。今回は、夏に起こりやすいお口の問題と、年代別に気をつけたいポイントをお伝えしたいと思います。
【夏に起こりやすいお口のトラブル】
① お口の乾燥(ドライマウス)
夏は汗をかきやすく、体内の水分が不足しがちです。水分不足になると唾液の分泌が減り、お口の中が乾燥します。
唾液には…
⚫︎むし歯を防ぐ
⚫︎細菌の増殖を抑える
⚫︎食べかすを洗い流す
などといった大切な働きがあります。
唾液が少なくなることで…
- むし歯
- 歯周病
- 口臭
- 口内炎などのリスクが高まります。
② 冷たい飲み物・アイスによる知覚過敏
暑い日は冷たい飲み物やアイスを口にする機会が増えます。
「キーン」としみる症状は知覚過敏の可能性があります。
歯ぎしりや食いしばり、歯ぐきが下がることで起こりやすくなりますので、症状が続く場合は早めに歯科医院で相談しましょう。
③ スポーツドリンク・ジュースによる虫歯
夏はスポーツドリンクを飲む機会が増えます。
スポーツドリンクには糖分が多く含まれているものもあり、ダラダラ飲み続けることでむし歯のリスクが高まります。
飲んだ後は
- 水やお茶も飲む
- 時間を決めて飲む
- 可能であれば歯みがきをすることがおすすめです。
④ 夏休み中の生活リズムの乱れ
長期休みになると
- 夜更かし
- 間食が増える
- 歯みがきを忘れるといった生活になりやすく、お口の環境も悪化しがちです。
特に子どもは夏休み明けにむし歯が見つかるケースも少なくありません。
【年代別に気をつけたいポイント】
⭐︎乳幼児・小学生⭐︎
起こりやすいこと
- ジュースやアイスによるむし歯
- 夏休み中の歯みがき不足
- おやつの回数が増える
対応方法
- おやつは時間を決める
- フッ素入り歯みがき剤を使用する
- 保護者による仕上げ磨きを続ける
- 夏休み中に定期検診を受ける
⭐︎中学生・高校生⭐︎
起こりやすいこと
- 部活動による脱水
- スポーツドリンクの飲み過ぎ
- 矯正装置周囲の磨き残し
- 口臭が気になる
対応方法
- 水分補給は水やお茶も取り入れる
- スポーツドリンクは必要な場面で適量に
- 矯正中は補助清掃用具を活用する
- 舌や歯ぐきまで丁寧にケアする
⭐︎成人(20~60代)⭐︎
起こりやすいこと
- 冷たい飲み物による知覚過敏
- ドライマウス
- 口臭
- 歯周病の悪化
対応方法
- こまめな水分補給
- よく噛んで唾液を増やす
- 歯間ブラシ・フロスを使う
- 定期的なクリーニングを受ける
⭐︎高齢者⭐︎
起こりやすいこと
- お口の乾燥
- 義歯の汚れ
- 誤嚥性肺炎のリスク
- 食欲低下による栄養不足
対応方法
- 少量ずつこまめに水分補給する
- 入れ歯を毎日清掃する
- お口の体操や唾液腺マッサージを取り入れる
- 定期的に歯科医院で口腔ケアを受ける
いかがでしたか?
夏休みやお盆休みは、普段より通院しやすい時期でもあります。
お子様は夏休みを利用して歯科への受診を是非しましょう。
痛みがなくても、お口の健康状態を確認し、クリーニングやむし歯・歯周病のチェックを受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
暑い夏を元気に過ごすためにも、お口の健康管理を忘れずに行いましょう。
糖尿病と腸内環境
2026年7月29日
皆さん、こんばんは!
連日、暑さが続いていますが体調崩されたりしていないでしょうか?
先日朝の番組の「ゲンキの時間」で糖尿病について放送されていました。
今や6人に1人は糖尿病予備軍と言われ、暑いこの時期は特に注意が必要とされています。
そこで今日は糖尿病についてお伝えしたいと思います。
【糖尿病初期は症状がない!?】
糖尿病は健康診断や体調が悪く病院での検査等で分かることが多く、糖尿病かな…と気づく様な初期症状はありません。
糖尿病が進行、放置してしまうと、動脈硬化、
足の壊疽、脳梗塞、心筋梗塞、認知症等の恐ろしい病気に繋がってしまいます。
では糖尿病の何が悪い、怖いのか…
それは血糖値の上昇、血糖値の乱高下です。
私達の体は飲食をすると血糖値が上昇します。その際、膵臓からインスリンと言う血糖値を下げるホルモンがでるのですが、アジア人や日本人はそもそもインスリンが少ないと言われています。
その為、日本人は糖尿病のリスクが高くインスリンが少ない人、またはインスリンが出てるけど効かない人は糖尿病になりやすくなってしまうのです。
【夏は血糖値が乱れやすい】
夏は暑さから大量の汗が出る為、体液や電解質が失われるため、脱水状態から血糖が上昇しやすいと言われています。 また普段はあまり食べない方でも夏場は暑さから、アイスクリームやかき氷といった甘い物を召し上がる回数が増えると糖の吸収が早くなるため血糖値の上昇に注意が必要です。
【血糖値が上がりにくくする方法は!?】
⚫︎朝食を食べよう!
朝食食べず、空腹の時間が長く昼食を習慣的にされている方は要注意!血糖値が急上昇しやすくなるので、朝食は抜かない様にしましょう。
⚫︎夜はインスリンが効きにくい
夕飯は百害あって一利なしなんて言うお医者様がいるくらい、夜はインスリンが効きにくいと言われています。
特に寝る時間前に召し上がる方、ドカ食、早食い傾向のある方は血糖値が急上昇してしまいます。
⚫︎ストレス
ストレスが溜まるとアドレナリンが上がり、血糖値も上昇してしまいます。
食べる事でストレスを解消するのを避け、適度な運動や趣味でストレスを溜めない様にしていきましょう。
【血糖値スパイクを緩やかにする方法】
⚪︎朝食を食べる
飲み物だけで済ますのは避け、量が食べられない方はタンパク質が豊富なゆで卵がオススメです!
⚪︎食後の運動
食後15分以内で、椅子から立ち上がるスクワットやウォーキング等の軽い運動で食後の血糖コントロールができます。
少しずつ始めてみましょう!
⚪︎すぐ食べられてしまうものを避ける
よくありがちな直ぐ食べられる物として菓子パン、おにぎり、焼き菓子…等、炭水化物主体な物が多いです。
ゆで卵やおかずを作り置きして炭水化物主体な食事にならない様にしましょう。
⚪︎夕飯の時間を早くする
昼食から夕飯までの時間が空き過ぎてしまうと、夕食のドカ食いの原因に…翌朝、お腹が空かず食べない、食べれないと悪循環になってしまいます。
夕飯が遅くなりそうだったら夕方、少し食べると良いでしょう!
私のオススメはミックスナッツです。
但し食べ過ぎには注意が必要です。
適量は片手を握って掌に入る分くらいです。
今は個包装になっているものもありますので
上手に調整しましょう!
⚪︎ベジファスト
食事は野菜から食べる様にしましょう。
血糖値の上がり方が緩やかになります。
また併せてミネラル(海藻類)も忘れずに摂る様にすると良いでしょう!
⚪︎腸内環境良くなるとインスリンが効きやすくなる
善玉菌が多い腸内では食べ物からの糖の吸収が緩やかで急激に血糖値を上げないとされています。
食物繊維やオリゴ糖を含む食品や発酵食品を積極的に摂ることで善玉菌が増え腸内が活発に動き腸内環境が良くなります。
逆に腸内が悪玉菌が増えてしまうと腸内で炎症を起こしにインスリンの働きが悪くなって血糖値の上昇しやすくなります。その為、慢性炎症が起き歯周病にもなりやすくなってしまいます。
いかがでしたか!?
暑さから、つい冷たい物を取り過ぎてしまい、食欲がなく食生活が乱れがち…なんて方もいらっしゃるかと思いますが、是非、暑さに負けない身体作りにお役に立てたらと思います。
歯周病と内臓脂肪の関係
2026年7月17日
皆さん、こんばんは!
ここ数日で一気に暑くなってきました。
梅雨明けも近そうですね。
今日は「内臓脂肪が炎症を引き起こす理由」として、歯周病との関係をお伝えしたいと思います。
⚫︎内臓脂肪の何が体に良くないのか⚫︎
健康診断で内臓脂肪が多いと健康によくない。とかメタボリックシンドロームですので痩せてください!なんて言われる方は必見!
まず内臓脂肪はどんな働きをしているのか。
それは、私達の体は生命活動をする上でエネルギーが必要です。
内臓脂肪はエネルギーをためるだけではなく、体の中でさまざまな物質を作り出す働きがあります。
ですが、増えすぎてしまうと「炎症」を引き起こす原因になることが分かっています。
⚫︎内臓脂肪は炎症を起こしやすい⚫︎
内臓脂肪が増えると、脂肪の中に免疫細胞が集まり、「炎症を起こす物質(炎症性サイトカイン)」が多く作られるようになります。
この炎症は、風邪のような強い症状が出るものではなく、気づかないうちに長く続く「慢性炎症」です。
慢性炎症が続くと、糖尿病や高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病のリスクが高くなることがわかっています。
歯周病も、歯ぐきに炎症が起こる慢性的な病気で、歯周病が進行すると、歯ぐきから細菌や細菌の毒素が血液の中に入り全身の炎症を強めることがあります。
つまり、内臓脂肪と歯周病は、どちらも体の炎症を引き起こす原因なのです。
⚫︎お互いに悪影響を与え合う関係⚫︎
内臓脂肪が増えると、体の炎症が強くなり、歯ぐきの炎症も悪化しやすくなります。
反対に、歯周病があると全身の炎症がさらに強まり、糖尿病や肥満などの生活習慣病にも影響を及ぼすことがあります。
歯周病は初期には自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
毎日の歯みがきや歯間ブラシ・デンタルフロスによるケアに加え、定期的な歯科検診で歯周病を予防・治療することは、お口だけでなく全身の健康を守ることにもつながります。
また、適度な運動やバランスの良い食事で内臓脂肪を減らすことも、歯ぐきの健康維持に役立ちます。
毎日のセルフケアと定期的な歯科受診で、お口と全身の健康を一緒に守っていきましょう。
お口と食中毒との関係
2026年7月8日
皆さん、こんにちは!
7月になりました🎵まだ梅雨空が続いていますが、お変わりありませんか⁉︎
今時期は食中毒に一番起こりやすいと言われていますが、普段何気なく過ごしている日常の中で、「お口の健康」と「食中毒」がどのように関係しているのか、意外に思う方もいるかもしれません。実は、お口の状態は私たちの健康だけでなく、食中毒のリスクとも密接に関係しているのです。

【食中毒とは】
まず、食中毒とは、汚染された食べ物や飲み物を摂取することで、細菌やウイルス、寄生虫などが体内に入り込み、感染症を引き起こすことを指します。代表的な原因菌には、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、大腸菌(O157)などがあります。症状は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などで、ひどい場合には重篤な合併症を引き起こすこともあります。
【お口と食中毒の関係性】
1. 口腔内の衛生状態と感染リスク
お口の中には多くの細菌が潜んでいます。日常的に歯磨きや口腔ケアを怠ると、歯垢や歯周病菌が繁殖し、歯肉や粘膜に傷ができやすくなります。傷ついた粘膜は、本来ならば外敵を防ぐバリアの役割を果たしますが、そこに細菌が侵入しやすくなるのです。
2. 歯周病と免疫力の低下
歯周病は、慢性的な炎症状態を引き起こし、免疫システムのバランスを乱すことがあります。免疫力が低下すると、体の抵抗力が弱まり、食中毒菌や他の感染症にかかりやすくなる可能性があります。
3. 口腔内の感染と全身への波及
危険な食中毒菌が口腔内で増殖すると、嚥下や唾液を通じて体内に入り込みやすくなります。特に、傷や潰瘍のある粘膜から感染が拡大し、胃や腸に到達して感染症を引き起こすことも考えられます。
【食中毒予防のためにできること】
1. 正しい口腔ケアを実践する
毎日の歯磨きはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯垢をきちんと除去しましょう。定期的な歯科検診を受け、歯周病や虫歯の早期治療も大切です。
2. 食事前後のうがいと手洗い
食べ物や調理器具に付着した細菌を洗い流すために、食事前後にしっかりと手洗い・うがいを行いましょう。これにより、口腔内や手指の細菌の付着を防げます。
3. バランスの良い食生活
免疫力を高めるために、ビタミンやミネラルを豊富に含むバランスの良い食事を心がけましょう。特に、ビタミンCや亜鉛は免疫機能をサポートします。
4. 食品の適切な保存と衛生管理
調理前の食材の洗浄や調理器具の清潔さも重要です。特に生肉や魚は菌の繁殖リスクが高いため、十分に加熱調理しましょう。
いかがでしたか⁉︎
お口の健康と食中毒は、密接に関係しています。口腔内の衛生状態を保ち、歯周病や虫歯を予防することは、全身の感染症リスクを下げるためにも非常に重要です。日々のケアを丁寧に行い、定期的に歯科医院を訪れることで、健康な口腔環境を維持し、食中毒のリスクを減らしましょう。
皆さんの健康な生活をサポートできるよう、私たち歯科医師も全力でお手伝いします!何か気になることや相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡くださいね。
歯ブラシどう洗ってる!?
2026年6月28日
皆さん、こんばんは!
関東もいよいよ梅雨入りし、この週末は台風が同時に2つやってきました。また日本の各地で地震も多くなってきています。
今一度、防災グッズや食品の賞味期限を確認すると同時に、歯ブラシが入っているか!確認してみてくださいね。
さて、この時期はカビに気をつけましょう!カビが生えない様に普段お掃除が行き届いていない場所も掃除しましょう。なんて話を耳にしますが…先日、使用した歯ブラシの洗い方一つで細菌の量が違う!と言う記事を見てビックリ!!しました。
普段、歯磨きの仕方やセルフケア商品ばかりお伝えしがちですが、あまりにも衝撃的だったので今日は『歯ブラシの正しい洗い方』についてお伝えしたいと思います。
【歯ブラシどう洗ってる!?】
この調査は使用した歯ブラシを
①流水ですすぐ
②水が入ったコップですすぐ
③流水下で揉み洗い
で洗った後の歯ブラシに残る細菌量です。

※エフコープ生活協同組合「CHEER!days」の資料より
※ウェザーニュース記事参照
いかがでしたか!?
これを見るとお口の細菌数もですが、歯ブラシにまで残る細菌量が多すぎてビックリしてしまいますね!
使用した歯ブラシは揉み洗いをした後、よく水気を切って、風通しの良いところへ置いて乾燥させるようにしましょう。また、職場等で使用するためにキャップやポーチで保管している方はティシュ等で歯ブラシの水気を吸い取って保管する様にすると良いかと思います。
是非、歯ブラシを清潔に保ち綺麗な状態で歯磨きができる様に心がけましょう!
歯と口の健康週間 今日からできるお口の健康習慣!
2026年6月5日
歯と口の健康週間に見直したい!今日からできるお口の健康習慣
毎年6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。この機会に、ご自身やご家族のお口の健康について考えてみませんか?
「歯医者は痛くなったら行くところ」と思っている方も多いかもしれません。しかし、お口の健康は全身の健康とも深く関わっています。虫歯や歯周病を予防することは、健康的な毎日を送るための大切な第一歩です。
実は多い!気づかないお口のトラブル
虫歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど痛みがありません。
- 歯ぐきから血が出る
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが腫れている
- 冷たいものがしみる
- 朝起きたときに口の中がネバつく
このような症状がある場合は、お口からのサインかもしれません。特に歯周病は、日本の成人の多くがかかっているといわれる身近な病気です。進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯を失う原因にもなります。
今日から始められる3つの健康習慣
① 歯みがきは「時間」より「丁寧さ」
1日3回磨いていても、磨き残しが多ければ十分な予防効果は得られません。
特に汚れが残りやすいのは、
です。歯ブラシを小刻みに動かしながら、1本1本を意識して磨いてみましょう。
② デンタルフロスや歯間ブラシを活用する
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に取り除くことができません。
実は虫歯や歯周病は、歯と歯の間から始まることも少なくありません。1日1回、寝る前だけでもフロスや歯間ブラシを使う習慣をつけると、お口の環境は大きく変わります。
③ 定期検診を受ける
「症状がないから大丈夫」と思っていても、初期の虫歯や歯周病は自分では気づきにくいものです。
定期検診では、
- 虫歯チェック
- 歯周病検査
- 歯石除去
- ブラッシング指導
などを行い、トラブルを早期に発見できます。
お子さまからシニア世代まで大切なお口の健康
お口の健康は、年齢を問わず大切です。
お子さまは正しい歯みがき習慣を身につけること、大人は虫歯や歯周病予防、高齢の方はしっかり噛んで食事を楽しむことが健康寿命の延伸につながります。
歯は一度失うと自然には元に戻りません。だからこそ、「今は痛くないから大丈夫」ではなく、予防のためのケアがとても重要です。
まとめ
歯と口の健康週間は、お口の健康を見直す絶好のタイミングです。
毎日の丁寧な歯みがき、フロスの活用、そして定期検診。この3つを意識するだけでも、将来のお口の健康に大きな差が生まれます。
ぜひこの機会に、ご自身やご家族のお口の健康習慣を見直してみてください。健康な歯で、おいしく食べて、笑顔あふれる毎日を過ごしましょう。
虫歯の日
2026年6月4日
皆さん、こんにちは!
昨日の台風の威力は強かったですね!
今年はどこも渇水だと言われていましたが、我が家の近くの川も多摩川も水位が上がっていました!これから本格的に梅雨になりますので、水害が起きないか心配ですね。
さて、今日、6月4日は「虫歯の日」です。
そこで、今日は簡単な虫歯予防についてお伝えしたいと思います。
【虫歯は何でできるの!?】
虫歯は、口の中の細菌が糖分を利用して酸を作り、その酸によって歯が溶かされることでできます。
- 虫歯菌(細菌)
- 歯垢(プラーク)の中にいる細菌が糖を分解して酸を作る。
- 糖分
- お菓子、ジュース、スポーツドリンクなどの糖分が細菌のエサになる。
- 歯の質
- 時間
【自分で行う虫歯予防】
毎日の習慣が最も重要です。
- フッ素入り歯磨き剤で1日2回以上磨く
- 就寝前は特に丁寧に磨く
- デンタルフロスや歯間ブラシを使う
- 間食や甘い飲み物をだらだら摂らない
- 食後に水やお茶を飲む
- よく噛んで唾液を出す
【歯科医院で行う虫歯予防】
歯科医院で受ける予防処置です。
- 定期検診(3~6か月ごと)
- 歯垢、歯石除去(スケーリング)
- 専門的クリーニング(PMTC)
- 高濃度フッ素塗布
- 奥歯の溝を埋めるシーラント(子どもに多い)
これらはセルフケアでは取り切れない歯垢や汚れ、初期虫歯の発見に役立ちます。
【虫歯予防ガムはどうなの!?】
虫歯予防にはキシリトール配合ガムがよく利用されます。キシリトールは酸の抑制をして、虫歯菌の活動を活性化させないものです。
⭐︎おすすめのポイント⭐︎
- キシリトール100%甘味料使用のもの
- 糖類0gまたは砂糖不使用
- 食後に5~10分程度噛む
代表的な商品としては、
などがあります。
またガムを噛むとこんなに良いことが…
- 唾液の分泌を増やす
- 口の中の酸を中和しやすくする
- 歯の再石灰化(修復)を助ける
ただし、ガムだけで虫歯を完全に防げるわけではなく、歯磨き・フロス・定期検診と組み合わせることが大切です。特にフッ素入り歯磨き剤の使用は、虫歯予防効果が高い方法の一つとされています。
いかがでしたか!?
自分で行う虫歯予防は今日からでも簡単にできますよね!?
これから暑くなると普段は食べないけどアイスクリームやアイスコーヒーを食べるなんてお声をよく聞きます。
お口の中が酸性に傾くとより虫歯になりやすくなりますので歯磨きはもちろん、磨けない時はお口を濯いだり、ガムを食べたりすると良いですね!