歯ぎしりにはスーパー大麦??
2024年07月18日
皆さん、おはようございます。
そろそろ梅雨明けでしょうか?
先日テレビである食材を食べると歯ぎしりが少なくなると言う興味深い内容を目にしました。
岡山大学の外山先生の研究グループが昨年の5月に発見したものだそうです。
歯ぎしりについては具体的な解消法は分かっておらず、対処療法としてマウスピースを入れたりして直接な歯と歯の接触をしない様にしているわけですが、歯ぎしりしてる人は国民全体の約7割くらいの方が歯ぎしりをしているそうで、主な症状として、朝起きると顎が痛い、歯が欠ける、顔が歪む、歯根破折(歯の根っこにヒビが入ったり、折れてしまう)と言った見た目や歯に直接ダメージが出てしまいます。
また歯ぎしりや噛み締めの力としてはおよそ100k gと言われ、食事でもせいぜい50k gと倍以上の力がかかっているそうです。
歯ぎしりすることで顎に痛み→睡眠の質低下→更に歯ぎしりへと地獄のスパイラルへ…
【食材で歯ぎしりが改善する? ある食材で歯ぎしりが軽減される!】
それは「スーパー大麦」です。
歯ぎしりする人、しない人を分析したところ1日平均の「食物繊維」の量が3g程度少なかった事が分かりました。
単純に足らなかった分の食物繊維を摂れば良いと言うわけではない為、少ない量でもしっかり食物繊維が摂れる、スーパー大麦はごぼうの約4倍の量とされています。また大麦だとスーパー大麦の半分のため、スーパー大麦が良いそうです。
【1日30g のスーパー大麦を1週間食べる事で歯ぎしりの回数、時間が減る効果が!】
まだ歯ぎしりに対して、ちゃんとしたメカニズムが分かっていないため、仮説との事ですが、食物繊維を摂る事で腸内の乳酸菌やビフィズス菌と言った善玉菌が迷走神経を介し脳に働きかけ、ホルモン分泌があがり、睡眠の質を改善させる事で歯ぎしりが減るのではないかとされているようです。
食物繊維を摂る事は、他にも便通改善やお肌の状態が良くなる等良いことばかり!
そして暑くて寝苦しいこの時期だからこそ、睡眠の質を上げ、免疫を下げない様にしたいところ。歯ぎしりや噛み締めがある皆さん、この夏は「スーパー大麦」を試してみてはいかがでしょうか。