歯周病治療ってどんなことするの?
2024年10月25日
皆さん、こんにちは!
10月も後半だと言うのに、まだまだ夏日と言われる日があるのは本当に異常気象ですね。
今日は「歯周病治療ってどんなことするの?」です。
歯周病はばい菌感染症で立派な病気です。
放っておくと色んな病気になるリスクを上げてしまいます。
そのため、治療が終わっても、特に問題がなくても定期的にプロフェッショナルケアを行い、自分では磨ききれない細菌を取り除きます。
では実際どんなことを歯周病治療でするのでしょうか。
【歯周病の検査】
◉歯周ポケットの深さ
◉歯肉の出血
◉歯垢(プラーク)の付着
◉レントゲン撮影
◉歯のぐらつき 等
【歯周病治療の流れ】
まずは、お口の中の状態を調べ、歯周基本治療
を行ます。
◉ブラッシング治療
◉染めだして歯垢、歯石の除去
◉生活習慣の見直し、改善
◉虫歯治療(必要あれば)
◉抜歯(必要あれば)
◉噛み合わせの調整 東
これらの治療を行い、改善が見られたらメインテナンスへ移行します。
まだ改善が見られない、歯肉の中に歯石が付いている等あれば更に治療を続けていきます。
定期的にメンテナンスにいらしてない方は数回通院が必要になるかもしれませんが、いつからでも遅くありません!
お口の中から健康へ…健康寿命を伸ばしましょう!
口内炎と栄養素
2024年10月18日
口内炎と栄養素
皆さん、こんにちは!
10月も後半だと言うのに夏日が続いていますね…
朝晩はと昼間の気温差が10℃近くあるので、体調を崩してる方も多いと聞いています。
皆さんもお気をつけくださいね。
この様な季節の変わり目には、「口内炎ができて痛い」なんて方も多い様に感じます。
口内炎ができてしまう理由には
◉口腔内が汚れている
◉歯が尖っていて舌や頬粘膜を傷つけた
◉火傷や外傷
◉栄養不足
◉白血病等の全身疾患
様々な理由がありますが、今日は口内炎と栄養素についてお伝えしたいと思います。
【口内炎と栄養素】
口内炎=ビタミンBが足らない!と思う方もいらっしゃるかと思います。
実際、ビタミンB剤を摂って良くなることもありますが、、口内炎ができやすい方は中々それだけでは良くならないことも…
実は粘膜を修復、強くするにはタンパク質が不可欠で、その吸収をよくしてくれるためにビタミンA群、ビタミンC群、亜鉛も必要です。
また粘膜を作る上で鉄分も必要ですが、特に月経がある女性や成長期のお子様は鉄分が不足しやすいため、日頃から食生活で補う必要があります。
そうは言っても中々、食事から全ての栄養素を摂ることも難しいでしょう。
そういった場合にはサプリメントも有効ですが、サプリメントも摂りすぎたりすると逆効果になることもありますので、もし、かかりつけ医がある方は先生に相談したり、薬剤師さんに聞いてみるのも良いかと思います。
【粘膜守る食材】
◉ビタミンA
にんじん、かぼちゃ ほうれん草 アスパラガス 柿 納豆 うなぎ等
視力を正常に保ち、皮膚や粘膜を強くする。油と一緒に摂ると吸収率アップします。
◉ビタミンB群
豚肉 牛レバー 魚 卵 牛乳 チーズ 納豆 そば 玄米等
ビタミンB群が不足すると体内にタンパク質を吸収できなくなり、疲労しやすくなります。また口内炎や口角炎、舌炎が起こりやすくなります。
他にも目の充血、肌荒れ、髪の毛が傷みやすくなるなどがあります。
◉ビタミンC
ブロッコリーやほうれん草といった緑黄色野菜 柑橘類 柿 れんこん等
老化、抗酸化作用、生活習慣病から守る!体で作ることが出来ないため、食事から摂る必要あります。また、鉄分の吸収をアップさせる一役あり。
◉タンパク質
肉 魚 卵 豆腐 納豆 牛乳 チーズ ヨーグルト等
体を造る筋肉や組織の源!
ホルモンの働きや免疫にも大きく関係します。
◉亜鉛
カキ うなぎ 赤身の肉
味覚を正常に保ち、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
◉鉄分
豚レバー アサリ ひじき 納豆 ほうれん草 切り干し大根等
鉄は体に酸素を送る働きがあります。
スポーツする人や月経がある、成長期の方、貧血気味の方は日頃から意識して食べましょう。
10月8日は入れ歯の日
2024年10月9日
皆さん、こんばんは!
今日は朝から雨と言うこともありますが、一昨日と比べると急に寒くなった感じで、長袖の方を多く見かけました。
寒暖差が激しい時こそ、体調を崩しやすくなるので皆さんもお気をつけてくださいね。
今日は10/8「入れ歯の日」なんで、【入れ歯の正しいお手入れ法】お伝えしたいと思います。
入れ歯とは失った歯の代わりになる出し入れできる歯の事で、材質は硬質なプラスチックやセラミック、金属等を用いて作られます。
入れ歯も自分の歯と同じ様に、毎日の清掃とメンテナンスは必須です。
入れ歯は取り外して洗えるメリットがありますが、ちゃんとお手入れをしないと食べカスや細菌が付着しているままにすると、雑菌の繁殖や臭いの原因になり、カンジダによる感染や口内炎のリスクも高まります。
【入れ歯正しい手入れ法】
◉入れ歯は食事の後は外して洗います。
入れ歯を外したら流水下で洗います。
洗ってる際に落として破損させたり、小さい入れ歯とかは排水口に流してしまうことがあるので、必ず水をはった洗面器の上で洗う様にすると良いでしょう。
また、入れ歯に付着しているばい菌をデンタルプラークと言いますが、残っていると臭いや肺炎等のリスクが上がりますのでしっかり落とす必要があります。
入れ歯を磨く専用のブラシで洗うと細かい部分や固くなったデンタルプラークを落とすことが出来ますので使用することをオススメします!
◉寝る前の歯磨きの時に入れ歯洗浄材を使いましょう
よく、どれくらいの頻度で、どれくらいの時間に漬けておけば良いか!?
と質問を受けますが、入れ歯洗浄剤は毎日使用しても基本問題はありません。
また洗浄剤に浸けておく時間ですが、おおよそ30分位で除菌できると言われています。
ですのでお風呂前に入れ歯を洗浄して洗浄剤に浸けてお風呂上がりに取り出す様にすると良いかと思います。
金属床の場合は金属の腐食が起きない様に長い時間浸けすぎないように注意しましょう!
糖尿病を予防する食事
2024年10月6日
皆さん、おはようございます。
10月になりました!金木犀の香りに秋だなぁ…と感じる今日この頃です。
秋と言えば、食欲の秋…気温、湿度共に落ち着いてくると食欲増進してきますよね!
また秋は美味しい食べ物がたくさん取れる時期でもありますので、気をつけないと体重が増えてしまいます。
先日お伝えしましたが、6人に1人が「糖尿病予備軍」と言われています。
糖尿病は一度なってしまうと治らないと言われ、薬や注射でコントロールしていくしかありません。
今日はそんなこれからの季節に必要な「糖尿病を防ぐ食事」についてお伝えします。
【糖尿病を予防する食事法】
バランスの良い食事が糖尿病を防ぎます!
◉体を作る主菜•••タンパク質
魚、肉、卵、大豆製品
一回の食事でまとめて摂るのはNG
回数を分けて食べること、また、脂質の多い食材の摂り過ぎも注意が必要です!
◉体の調子を整える副菜•••ビタミン、ミネラル、食物繊維
野菜、海藻、きのこ類
野菜は1日350g以上を目安に食べましょう
また海藻類はお味噌やサラダにして食べると沢山食べらますよ!
◉体のエネルギー源•••主食
穀類、いも、豆
栄養素で言うと炭水化物です。
炭水化物は、エネルギーとなる糖質とエネルギーにならない食物繊維があります。
糖質を多く摂った場合は血糖値が上昇します。
またダイエットで糖質制限をする方が多いですが、逆に栄養バランスが崩れて、動脈効果を起こすと言われていますので適切な量を摂取する様にしましょう!
◉乳製品
牛乳、チーズ、ヨーグルト
牛乳や、乳製品にはタンパク質が、また骨に必要なカルシウムも豊富です。
ただし、食べ過ぎは糖質の摂り過ぎになるため気をつけましょう。
いかがでしたか?
前回に続き糖尿病にまつわるお話を書かせて頂きましたが、日本人はインスリン量が少なく糖尿病になりやすい人種と言われています。
食欲の秋ではありますが、意識して食事をする事で糖尿病を防ぐことができるかと思いますのでチャレンジしてみてくださいね。