糖尿病と腸内環境
2026年7月29日
皆さん、こんばんは!
連日、暑さが続いていますが体調崩されたりしていないでしょうか?
先日朝の番組の「ゲンキの時間」で糖尿病について放送されていました。
今や6人に1人は糖尿病予備軍と言われ、暑いこの時期は特に注意が必要とされています。
そこで今日は糖尿病についてお伝えしたいと思います。
【糖尿病初期は症状がない!?】
糖尿病は健康診断や体調が悪く病院での検査等で分かることが多く、糖尿病かな…と気づく様な初期症状はありません。
糖尿病が進行、放置してしまうと、動脈硬化、
足の壊疽、脳梗塞、心筋梗塞、認知症等の恐ろしい病気に繋がってしまいます。
では糖尿病の何が悪い、怖いのか…
それは血糖値の上昇、血糖値の乱高下です。
私達の体は飲食をすると血糖値が上昇します。その際、膵臓からインスリンと言う血糖値を下げるホルモンがでるのですが、アジア人や日本人はそもそもインスリンが少ないと言われています。
その為、日本人は糖尿病のリスクが高くインスリンが少ない人、またはインスリンが出てるけど効かない人は糖尿病になりやすくなってしまうのです。
【夏は血糖値が乱れやすい】
夏は暑さから大量の汗が出る為、体液や電解質が失われるため、脱水状態から血糖が上昇しやすいと言われています。 また普段はあまり食べない方でも夏場は暑さから、アイスクリームやかき氷といった甘い物を召し上がる回数が増えると糖の吸収が早くなるため血糖値の上昇に注意が必要です。
【血糖値が上がりにくくする方法は!?】
⚫︎朝食を食べよう!
朝食食べず、空腹の時間が長く昼食を習慣的にされている方は要注意!血糖値が急上昇しやすくなるので、朝食は抜かない様にしましょう。
⚫︎夜はインスリンが効きにくい
夕飯は百害あって一利なしなんて言うお医者様がいるくらい、夜はインスリンが効きにくいと言われています。
特に寝る時間前に召し上がる方、ドカ食、早食い傾向のある方は血糖値が急上昇してしまいます。
⚫︎ストレス
ストレスが溜まるとアドレナリンが上がり、血糖値も上昇してしまいます。
食べる事でストレスを解消するのを避け、適度な運動や趣味でストレスを溜めない様にしていきましょう。
【血糖値スパイクを緩やかにする方法】
⚪︎朝食を食べる
飲み物だけで済ますのは避け、量が食べられない方はタンパク質が豊富なゆで卵がオススメです!
⚪︎食後の運動
食後15分以内で、椅子から立ち上がるスクワットやウォーキング等の軽い運動で食後の血糖コントロールができます。
少しずつ始めてみましょう!
⚪︎すぐ食べられてしまうものを避ける
よくありがちな直ぐ食べられる物として菓子パン、おにぎり、焼き菓子…等、炭水化物主体な物が多いです。
ゆで卵やおかずを作り置きして炭水化物主体な食事にならない様にしましょう。
⚪︎夕飯の時間を早くする
昼食から夕飯までの時間が空き過ぎてしまうと、夕食のドカ食いの原因に…翌朝、お腹が空かず食べない、食べれないと悪循環になってしまいます。
夕飯が遅くなりそうだったら夕方、少し食べると良いでしょう!
私のオススメはミックスナッツです。
但し食べ過ぎには注意が必要です。
適量は片手を握って掌に入る分くらいです。
今は個包装になっているものもありますので
上手に調整しましょう!
⚪︎ベジファスト
食事は野菜から食べる様にしましょう。
血糖値の上がり方が緩やかになります。
また併せてミネラル(海藻類)も忘れずに摂る様にすると良いでしょう!
⚪︎腸内環境良くなるとインスリンが効きやすくなる
善玉菌が多い腸内では食べ物からの糖の吸収が緩やかで急激に血糖値を上げないとされています。
食物繊維やオリゴ糖を含む食品や発酵食品を積極的に摂ることで善玉菌が増え腸内が活発に動き腸内環境が良くなります。
逆に腸内が悪玉菌が増えてしまうと腸内で炎症を起こしにインスリンの働きが悪くなって血糖値の上昇しやすくなります。その為、慢性炎症が起き歯周病にもなりやすくなってしまいます。
いかがでしたか!?
暑さから、つい冷たい物を取り過ぎてしまい、食欲がなく食生活が乱れがち…なんて方もいらっしゃるかと思いますが、是非、暑さに負けない身体作りにお役に立てたらと思います。
歯周病と内臓脂肪の関係
2026年7月17日
皆さん、こんばんは!
ここ数日で一気に暑くなってきました。
梅雨明けも近そうですね。
今日は「内臓脂肪が炎症を引き起こす理由」として、歯周病との関係をお伝えしたいと思います。
⚫︎内臓脂肪の何が体に良くないのか⚫︎
健康診断で内臓脂肪が多いと健康によくない。とかメタボリックシンドロームですので痩せてください!なんて言われる方は必見!
まず内臓脂肪はどんな働きをしているのか。
それは、私達の体は生命活動をする上でエネルギーが必要です。
内臓脂肪はエネルギーをためるだけではなく、体の中でさまざまな物質を作り出す働きがあります。
ですが、増えすぎてしまうと「炎症」を引き起こす原因になることが分かっています。
⚫︎内臓脂肪は炎症を起こしやすい⚫︎
内臓脂肪が増えると、脂肪の中に免疫細胞が集まり、「炎症を起こす物質(炎症性サイトカイン)」が多く作られるようになります。
この炎症は、風邪のような強い症状が出るものではなく、気づかないうちに長く続く「慢性炎症」です。
慢性炎症が続くと、糖尿病や高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病のリスクが高くなることがわかっています。
歯周病も、歯ぐきに炎症が起こる慢性的な病気で、歯周病が進行すると、歯ぐきから細菌や細菌の毒素が血液の中に入り全身の炎症を強めることがあります。
つまり、内臓脂肪と歯周病は、どちらも体の炎症を引き起こす原因なのです。
⚫︎お互いに悪影響を与え合う関係⚫︎
内臓脂肪が増えると、体の炎症が強くなり、歯ぐきの炎症も悪化しやすくなります。
反対に、歯周病があると全身の炎症がさらに強まり、糖尿病や肥満などの生活習慣病にも影響を及ぼすことがあります。
歯周病は初期には自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
毎日の歯みがきや歯間ブラシ・デンタルフロスによるケアに加え、定期的な歯科検診で歯周病を予防・治療することは、お口だけでなく全身の健康を守ることにもつながります。
また、適度な運動やバランスの良い食事で内臓脂肪を減らすことも、歯ぐきの健康維持に役立ちます。
毎日のセルフケアと定期的な歯科受診で、お口と全身の健康を一緒に守っていきましょう。
お口と食中毒との関係
2026年7月8日
皆さん、こんにちは!
7月になりました🎵まだ梅雨空が続いていますが、お変わりありませんか⁉︎
今時期は食中毒に一番起こりやすいと言われていますが、普段何気なく過ごしている日常の中で、「お口の健康」と「食中毒」がどのように関係しているのか、意外に思う方もいるかもしれません。実は、お口の状態は私たちの健康だけでなく、食中毒のリスクとも密接に関係しているのです。

【食中毒とは】
まず、食中毒とは、汚染された食べ物や飲み物を摂取することで、細菌やウイルス、寄生虫などが体内に入り込み、感染症を引き起こすことを指します。代表的な原因菌には、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、大腸菌(O157)などがあります。症状は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などで、ひどい場合には重篤な合併症を引き起こすこともあります。
【お口と食中毒の関係性】
1. 口腔内の衛生状態と感染リスク
お口の中には多くの細菌が潜んでいます。日常的に歯磨きや口腔ケアを怠ると、歯垢や歯周病菌が繁殖し、歯肉や粘膜に傷ができやすくなります。傷ついた粘膜は、本来ならば外敵を防ぐバリアの役割を果たしますが、そこに細菌が侵入しやすくなるのです。
2. 歯周病と免疫力の低下
歯周病は、慢性的な炎症状態を引き起こし、免疫システムのバランスを乱すことがあります。免疫力が低下すると、体の抵抗力が弱まり、食中毒菌や他の感染症にかかりやすくなる可能性があります。
3. 口腔内の感染と全身への波及
危険な食中毒菌が口腔内で増殖すると、嚥下や唾液を通じて体内に入り込みやすくなります。特に、傷や潰瘍のある粘膜から感染が拡大し、胃や腸に到達して感染症を引き起こすことも考えられます。
【食中毒予防のためにできること】
1. 正しい口腔ケアを実践する
毎日の歯磨きはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯垢をきちんと除去しましょう。定期的な歯科検診を受け、歯周病や虫歯の早期治療も大切です。
2. 食事前後のうがいと手洗い
食べ物や調理器具に付着した細菌を洗い流すために、食事前後にしっかりと手洗い・うがいを行いましょう。これにより、口腔内や手指の細菌の付着を防げます。
3. バランスの良い食生活
免疫力を高めるために、ビタミンやミネラルを豊富に含むバランスの良い食事を心がけましょう。特に、ビタミンCや亜鉛は免疫機能をサポートします。
4. 食品の適切な保存と衛生管理
調理前の食材の洗浄や調理器具の清潔さも重要です。特に生肉や魚は菌の繁殖リスクが高いため、十分に加熱調理しましょう。
いかがでしたか⁉︎
お口の健康と食中毒は、密接に関係しています。口腔内の衛生状態を保ち、歯周病や虫歯を予防することは、全身の感染症リスクを下げるためにも非常に重要です。日々のケアを丁寧に行い、定期的に歯科医院を訪れることで、健康な口腔環境を維持し、食中毒のリスクを減らしましょう。
皆さんの健康な生活をサポートできるよう、私たち歯科医師も全力でお手伝いします!何か気になることや相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡くださいね。