健康な歯の資産
2024年12月26日
皆さん、おはようございます!
今年も残すところ5日となりました。
皆さんはどんな1年でしたか?
私は、子供の進学でお弁当生活が始まったことが大きく変わりました。
子供がお弁当箱を開けた時に少しでも嬉しい!やったぁ!と思ってもらえる様に、栄養面も意識しつつ作ってますが…中々難しいですね。
今日は年内最後のブログに相応しい!「健康な歯の資産」です。
【健康は歯には1本100万円の価値がある】
皆さんは、「歯」にどれくらいの価値があるのか!?考えた事はありますか?
口の中に歯があり、痛みや不快な症状がない状態で食事をする、生活を送れるのが普通!が当たり前…ですが、虫歯や痛みが出たりして歯科に受診したり、初めて危機感を覚える、それからはメンテナンスに通う様になった。なんて方もいらっしゃるかと思います。
専門家の見解によると「歯1本は100万円相当」と言われ、永久歯(親知らずを除く)が全て揃っていれば28本なので、2800万円…凄い資産ですね!
今や予防歯科は当たり前になりつつありますが、それまでは歯科へ受診しても、また何か困ったら行けば良い歯科医院だった風潮があったので、歯科には行った事がなかった方も少なくはありません。
ですが、医学的にお口の中の細菌が全身疾患へ悪影響を及ぼす事が分かり、いかに定期的メンテナンスを実施する事で生活習慣病をはじめ健康増進に、そして健康寿命の延伸に役立つかという事が立証されてきています。
例え、ご自身の歯を失いインプラントはじめ義歯になってしまった方も、残っているご自身の歯や義歯をしっかりお手入れをし、不具合がないか定期的にチェックする事で、長く保てますので特に問題はなくても定期的メンテナンスへ行く必要がある!ことをお伝えして、今年のブログを締めさせて頂きたいと思います。
今年も1年、ありがとうございました。
また来年も皆様へためになるお話を伝えられたらと思いますので、宜しくお願い致します🎵
インプラントって一生もの? インプラント治療を成功させるためには?させるためには
2024年12月19日
皆さん、こんにちは!
今朝は雪がちらつく程の寒さでしたね。
年末に向けつあ急に厳しくなってきました。体調崩している方も多い様なので、体調管理をしっかりして年末に備えましょう!
今日はインプラント治療第3弾!!
インプラント治療を成功させるためについてお伝えしたいと思います。
【インプラントは一生もの?】
残念ながら、健全な歯には敵わないので一生ものとは言えませんが、厚生労働省の発表では、インプラント治療を終え10-15年での成功率として上顎は90%、下顎は94%と言われています。
上下で微妙に差があるのは骨の質や上顎洞(副鼻腔)の関係があると言われています。
ですが上下どちらにしても高確率で残すことができます。
【インプラント治療を成功させるにはどうしたら良いか?】
先ずは歯科医師による審査、診断、治療計画で適正な時期、位置にインプラントを入れていきます。
またその際、先生はインプラントの上物(上部構造)が入った時にばい菌が溜まらない様な、磨きやすい形にできる様に等、先々の事を考慮して手術していきます。
インプラント体を入れたら、上物が入るまで数ヶ月はセルフケアのチェックと、歯磨きがあまり上手ではない方は歯磨きのレベルを上げていきます。
そして上物が入ったら、どの様なセルフケアを行なっていけば良いか、グッズも含めて歯科衛生士から歯磨き指導を受けます。
インプラントは人工物であるため虫歯にはなりませんが、骨にインプラント体がある以上、歯周病には気をつけなければなりません。
また糖尿病や骨粗鬆症、抗がん剤治療を受けている等の全身疾患がある場合は、メンテナンス期間も変わってくることもありますが基本的には3ヶ月から半年で、メンテナンスを行い、お口全体のクリーニングは勿論のこと、インプラントに出血や膿が出たりしてないか、上物が動いてないかをチェックして問題がないか確認していきます。
いかがでしたか?
少しでも分かりやすく…と思い文章長めになってしまいましたが、インプラント治療を成功させるためには…
1、セルフケア
2、定期的なメンテナンス
が大切になっていきます。
お口の中の状態は人それぞれ、セルフケアの仕方や方法もそれぞれ違います。
シノハラ歯科では担当衛生士が、その方にあったケア方法やメンテナンスを行っていきますので不安なことや心配なことがあれば、お話しください!!
インプラント治療は誰でもできるの?
2024年12月12日
皆さん、おはようございます。
今日は前回に続き、インプラントについてです。
当院は院長先生がインプラントのインストラクターをしていることもあり、インプラント治療を希望される患者様がよくいらっしゃいますが、そこでよく頂く質問から今日は「インプラント治療は誰でもできるの?」です。
【インプラント治療に年齢の上限はない】
インプラント治療は骨の成長が止まった20歳前後をすぎれば、高齢であってもインプラント治療は受けられます。
ただ、年齢を重ねるごとに複数の全身疾患を持つ頻度が高く、それがリスクとなるので注意が必要です。場合によっては全身的な血液検査が必要なことがありますが、先ずはお薬手帳をお持ちになり先生に伝えましょう!
よく80歳で20本歯を保とう!そうすれば、ある程度の食事は満足して食べられる。と言われている8020運動。今や80歳で自身の歯を保っている方は50%を超えています。
しかし、ちゃんと噛めるしっかりした歯が20本残っていなければ!特に奥歯が残っていなければ健康な身体を維持するためのタンパク質(肉や魚など)やビタミン類(野菜、果物など)ミネラル類(海藻類など)が食べられません。
歯を失った理由は様々ですが、できれば以前と同じ様に噛める様になりたい、美味しく食べたい、と思いは当然だと思います。
また、しっかり咀嚼(そしゃく)できなくなると唾液の分泌が低下し虫歯や歯周病の悪化だけでなく、身体のバランスが悪くなり生活に支障が出たり、認知症等々、健康維持を保ちにくくなってしまいます。
是非、食事にお困りの方、歯がなくて人前に出るのが億劫な方…歯に不安や心配がある方は一度ご相談ください。
インプラント治療で老化防止??
2024年12月3日
皆さん、こんばんは!
12月になりだんだんと冬らしくなってきましたね。日中はまだ暖かい日もありますが、体調崩されない様に今月も乗り切りましょう!
今日は「インプラント治療で老化が防げる?」についてです。
【インプラントで予防できること】
老化は、加齢の結果として誰にでも起こる生理的な機能低下である「生理的老化」と、病気やケガの結果でその合併症によって起きるとは限らない「病的老化」の2つに分けられます。
インプラントは咬む力と、咀嚼(そしゃく)能力が自分の歯と匹敵すると言われています。
◉自身喪失
フレイル(加齢に伴う心身虚弱の状態)のスタートポイントは社交性の欠如です。
入れ歯などに比べ、インプラントは審美もよく、固定性が良いので自信がみなぎり、社交性を維持できます。
◉筋力低下
インプラントで噛む力が向上し、咬筋(顔側面の筋力)を刺激して筋力の厚みを維持します。
咀嚼能力が向上することにより筋肉をつくるタンパク質が摂取しやすくなり、さらに咬筋の厚みを維持する事ができるため全身の筋肉は維持されると言われています。
◉低栄養
インプラント治療により、硬い食べ物や細かく噛み砕く様な食材など他品目の食事が摂れるようになるので栄養バランスを良くする事ができめす。
◉転倒
インプラント治療により体幹のバランスを維持できる、筋力低下の予防ができる事できます。
◉アルツハイマー型認知症
インプラント治療によりしっかり噛めることで脳への刺激が向上し、食生活も変化できる事で認知症を予防できます。
また認知症の原因とされるアミロイドβと言う異常タンパク質を正常値にコントロールできる研究もあります。
いかがでしたか?
天然の歯に勝るものはありませんが、もし失ってしまった歯の代わりになるインプラントを選択できれば、日常生活も快適になり、老化も防止できれば一石○鳥ですので是非、覚えておいてほしいと思います。
Q&Aでわかるインプラント治療ガイド2 参照