唾液力!!!
2026年1月27日
皆さん、こんにちは!
早い物で1月も後半…暦では「大寒」を迎えたとあって寒い日が続いてますが、体調崩されたりしていないでしょうか⁉︎
今日はそんな寒さから身を守る意味でも「唾液力」についてお伝えできたらと思います。
先日もTBSで日曜日の朝に放送されている「元気な時間」でもやっていましたが、唾液には感染症予防、肥満予防また唾液が少ないと認知症になるリスクが高まるとも言われています。
今の季節は特に乾燥からお口の中も乾きやすいですので唾液量を増やし元気に過ごしましょう!
【唾液の主な効果】
- 口腔内の清掃作用
唾液は口腔内の食べかすや細菌を洗い流し、口腔内を清潔に保ちます。
- 抗菌・抗ウイルス作用
唾液に含まれる酵素や抗菌物質が、口腔内の細菌やウイルスの繁殖を抑制します。
- 消化促進
アミラーゼという酵素が含まれ、炭水化物の消化を助けます。
- 歯の再石灰化
唾液に含まれるカルシウムやリンが、歯のエナメル質の修復や再石灰化を促進します。
- 口腔の潤いと快適さの維持
乾燥を防ぎ、話す・飲み込むときの快適さを保ちます。
- 【唾液量を増やす方法】• 唾液マッサージを行う
頬の内側や顎の下を優しくマッサージすることで唾液腺の働きを促進します。
- よく噛む
ガムや硬めの食べ物を意識的に噛むことで唾液の分泌を促進します。
- 水分をこまめに摂取する
十分な水分補給は唾液の生成を助けます。
- 酸味のある食べ物や飲み物を摂る
レモンや酢などの酸味は唾液の分泌を促進します。
- 口腔内を清潔に保つ
口腔内の健康を維持することで唾液の分泌が促されやすくなります。
- ストレスを軽減する
ストレスは唾液の分泌を抑制することがあるため、リラックスする時間を持つことも重要です。
【ブロッコリーが唾液に良い!?】
ブロッコリーにはポリフェノールの一種であるケルセチンが含まれていますが、唾液の分泌を促進させる効果が期待されています。
ケルセチンは油と一緒に食べると吸収率が上がります。
- 豊富なビタミンCと抗酸化物質
ブロッコリーにはビタミンCやカロテノイド、フラボノイドなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらは免疫システムの働きをサポートし、粘膜の防御機能を強化します。
- 食物繊維の供給
食物繊維は腸内環境を整える役割があり、腸内免疫を活性化します。腸は免疫細胞の約70%が存在する場所であり、健康な腸内環境はIgAの産生を促進します。
- 植物性化合物の効果
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンなどの植物性化合物は、免疫調整作用や抗炎症作用を持ち、免疫系のバランスを整えるのに役立ちます。
いかがでしたか?
唾液を増やす方法には水分補給や唾液マッサージ、よく噛むこと等いろいろありますが、ブロッコリーのケルセチンが唾液量を上げる効果が期待できるとは…ブロッコリー🥦は優秀な野菜ですね!
皆さんも乾燥に負けない様に、取り入れてみましょう♪
セルフケアの7本柱
2026年1月13日
皆さん、こんにちは♪
この3連休は寒かったですね。
今日の日中は暖かくなる様です!ですが朝晩の寒暖差が大きい様なので体調を崩されない様にお気をつけくださいね。
今日は、先週のブログで「歯科からできること」をお伝えしましたが、今日はご自身で行うセルフケアについて、もう少し掘り下げてお伝えしたいと思います。
健康な歯とお口は、実は全身の健康寿命と深く関わっています。
歯医者さんに通うだけでなく、毎日のセルフケアこそが一番の予防。
「自分の健康は自分で守る」ために、今日からできるセルフケアの7本柱をご紹介します。
① 正しい歯みがき習慣
セルフケアの基本中の基本。
- 1日2~3回、特に就寝前は丁寧に
- ゴシゴシではなく、やさしく
- 歯と歯ぐきの境目を意識
👉「みがいている」より「みがけている」が大切です。
② フロス・歯間ブラシの活用
歯ブラシだけではプラーク(歯垢)や食べかす等の6割程度しか落とせません。
- フロス:歯と歯の間が狭い方
- 歯間ブラシ:すき間がある方
- 1日1回でOK(夜がおすすめ)
👉 むし歯・歯周病予防の要です。
③ 食生活を整える
お口は「食べる入口」
- ダラダラ食べを避ける
- 甘い飲み物を習慣にしない
- よく噛む(唾液が増える)
👉 噛む力は、脳・認知症予防にもつながります。
④ 唾液を味方につける
唾液は天然の守り神。
- よく噛む
- 水分をしっかりとる
- 口を動かす(会話・体操)
👉 口の乾燥は、むし歯・口臭・感染症リスクUP。
⑤ お口の体操・筋トレ
お口も筋肉です。
- 「あ・い・う・べ」体操
- 舌をしっかり動かす
- ほほ・くちびるを動かす
👉 飲み込み・発音・誤嚥予防に効果的。
⑥ 定期的な歯科受診
セルフケア+プロケアで完成。
- 痛くなる前にチェック
- クリーニングでリセット
- セルフケアの確認・修正
👉 「治療」より「予防」が健康寿命をのばします。
⑦ 続けることを大切にする
完璧じゃなくていい。
- できることから
- 1日サボってもまた再開
- 習慣化が最大の力
👉 健康は毎日の積み重ねです。
できない所は定期的メインテナンスで歯科衛生士によるプロフェッショナルケアで綺麗にしていきましょう
いかがでしたか!?
歯とお口の健康は、
「食べる」「話す」「笑う」人生の楽しさを守ることだと思います。
自分の健康は自分で守ること!セルフケアの7本柱で、一生自分の歯で、健康な毎日を目指しましょう。
2026年 歯科からできること
2026年1月8日
新年明けましておめでとう御座います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今日は新年始めと言うことで…今、国が困っている医療問題について、歯科から何ができるかお話ししたいと思います。
日本は今、超高齢社会を迎え、医療費の増大という大きな課題を抱えています。
高齢者人口の増加により、生活習慣病や要介護者が増え、「病気になってから治す医療」だけでは、国の医療制度を支えきれない状況になっています。
その中で、歯科医療が果たす役割はこれまで以上に重要になっています。
今や歯科は単に虫歯や歯周病を治療するだけの場ではなくなっています。
口腔の健康は、全身の健康と密接に関係しています。歯周病は糖尿病や心疾患、脳血管疾患と深く関わり、口腔機能の低下は低栄養や誤嚥性肺炎、さらには要介護状態の原因にもなります。つまり、歯科は「予防医療の最前線」に立つ存在と言っても過言ではないと言うことです。
しかし、残念ながらまだ歯医者は「痛くなったら行く場所」という意識を持っている方がいらっしゃいます。ここに、歯科から発信すべき大きなメッセージがあります。
それは、「歯科は病気を防ぐ場所である」という考え方です。
定期的な歯科健診や口腔ケアによって、歯を守るだけでなく、全身の病気や重症化を防ぐことができます。これは結果として、医療費や介護費の抑制に繋がります。
これはある程度、歳を重ねてから!ではなく、若い頃から口腔ケアの習慣を身につけることは、将来の健康寿命を延ばす投資と言えます。
歯を失わず、しっかり噛んで食べられることは、高齢期の生活の質を大きく左右します。
国が医療の持続可能性に悩む今こそ、歯科では「治療」だけでなく、「予防」「健康教育」「医科歯科連携」の重要性を社会に伝えていく必要があり、患者さん自身の健康を守るだけでなく、日本の医療を支える力になるのです。
昨年から年齢での区切りはありますが、成人期にて本格的に国民皆歯科検診が「努力義務」ではありますが、開始しました。
近い将来、全国民が国民皆検診が行われる様になれば!と思いますが、先ずは健康診断と同様に最低でも1年に一度は歯科へ受診する人が増えてくれたらと思います。