歯を取り巻く環境〜唾液〜
2024年4月14日
皆さん、こんにちは♪
だいぶ暖かい日が…むしろ、暑い日が続いております。
今年は寒暖差が大きく体調崩しがちですが、体調を整えて頑張って行きましょう!
今日は「唾液」についてです。
◉唾液の働き◉
唾液には様々な物質が含まれ、虫歯の発生にも大きく関わっています。
食事をとるたびに、口の中の唾液は酸性になりますが、この酸によって、歯の表面から超微量の成分が溶け出します。このことを脱灰と言います。
ところが、食後1時間弱で口の中は唾液の力により、弱アルカリ性に戻ります。
その時、唾液中の成分が歯の溶かされた箇所を埋めて、歯の表面を修復していきます。この事を再石灰化と言います。
これらを日々繰り返して、私達の歯は唾液の力によって守られているのですが、間食をしたりしてしまうと歯は溶け出すばかりとなり、そこに菌が感染すると虫歯になるわけです。
他にも食べ物の消化を助けたり、口の中の汚れを洗い流したり、細菌の繁殖を抑える等、様々な働きをしてくれます。
唾液は自身の身体から作られる唯一、副作用の心配がない「免疫」の一つです!
唾液が少ない、口が渇きやすいと言う方は以下の事に気をつけて見てください!
⚪︎良く噛んで食べる
⚪︎こまめな水分補給をする
⚪︎鼻で呼吸を心掛ける
⚪︎舌を動かす
⚪︎唾液腺マッサージをする
どれも簡単にできることばかりですね🎵
是非、実践してみましょう!また、やり方が分からない方は、当院の歯科衛生士にやり方を聞いてください。