歯周病と全身への関係
2023年12月1日
歯周病と全身への関係
皆さん、おはようございます。
今日から12月。今秋が短かったせいか、あっという間に12月になってしまった感じがします。
最近メディアでも「お口の健康は全身の健康」といった内容を多く取り上げられる様になり、患者様の意識も高くなってきていると感じています。
特に歯周病については先日もブログでもお伝えした様に、初期では痛み等の症状がない為、気づかないうちに進行している場合が多くみられます。
でも歯周病が全身の健康にどう悪影響があるか。そこまで知っている方はまだ少ないので、今日は『歯周病と全身の健康との関係』をお伝えしたいと思います。
歯肉に慢性の炎症が起こると、さまざまな炎症性物質(サイトカイン)がたくさん作られ歯肉に停滞します。
サイトカインは歯周組織に悪い影響を与えるだけでなく血糖値を下げるインスリンの働きを悪くしたり、血管の動脈硬化を引き起こしたりします。サイトカインが増殖すると歯ぐきの血管から血液内に入り、血流を介して全身の臓器に達し、さまざまな全身疾患に影響されると言われています。
【歯周病が全身に及ぼす影響】
⚫︎脳梗塞
⚫︎誤嚥性肺炎
⚫︎心筋梗塞
⚫︎心内膜炎
⚫︎動脈硬化
⚫︎糖尿病
⚫︎低体重児出産
⚫︎早産
コロナになってから制限の数年でしたが、今年は5類に制定されてから初めての年末ですね。忘年会やクリスマスパーティー等楽しいイベントを控えている方も多いかと思います。
元気に、そして健康に過ごせる様にお口のケアも忘れずにお過ごし下さいね♪