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歯の2大疾患〜虫歯&歯周病〜

2024年6月30日

皆さん、おはようございます。  

 

ようやく梅雨に入りましたね…真夏日と言われる日も出てきました。

今年は「厳暑」と言われています。

急に暑くなると熱中症の心配がありますので、こまめな水分補給を心がけましょう。

 

 

今日は「歯の2大疾患」です。

 

先日、中学生になる息子が歯科検診を終え、保健便りを持ってきました。

その中にわかりやすく解説したものがありましたので、お伝えしたいと思います。

 

 

【なぜ、こうなった?虫歯と歯周病】

 

☆虫歯☆

 

虫歯は歯の表面(エナメル質)が溶けて、やがて穴があきます。

穴はエナメル質から象牙質へ、やがては歯髄(神経)へと進行すると激痛を伴います。

 

⚫︎なぜ、こうなった?

 

歯を溶かすのは「酸」です!

虫歯菌が食べ物の中の「糖」を使って「酸」を作るからです。

 

 

☆歯周病☆

 

歯肉や歯を支えている骨が壊されて、歯がグラグラ…放っておくと葉が抜け落ちる病気です。

 

⚫︎なぜ、こうなった?

 

歯周病菌の毒素で歯の周囲を攻撃します。

攻撃されたところは炎症を起こし、壊れていきます。

 

【原因は、どっちも同じだった!】

 

口の中の細菌がたまった物が「プラーク」

その中には、虫歯菌や歯周病菌が沢山います。

つまり、原因はプラークです。

 

プラークは歯磨きをしないと取れません!

 

【これって何で歯に良いの?】

 

☆食物繊維

 

干し椎茸、ごぼう、レタス、切り干し大根、きのこ類

 

よく噛むため、歯の表面をキレイにします。

 

☆噛みごたえのある食材

 

さきいか、みりん干し、たくあん、フランスパン

 

歯肉に刺激を与えて、歯周病を予防、また唾液が出るので、口の中がキレイになります。

 

☆カルシウムが多い食材

 

乳製品、小魚、大豆、小松菜

 

歯の質を良くします。

 

カルシウムの吸収を良くするビタミンDを一緒に摂るようにしましょう!

ビタミンDをが多い食材は魚介類やきのこ類です。

 

 

いかがでしたか?

中学生でも分かりやすく、また直ぐに取り入れやすい様な内容で感心してしまいました。

今日で6月も終わり。。。

しっかり食べて、暑い夏を乗り切りましょう!

笑いヨガ

2024年6月21日

 

皆さん、こんにちは!

 

急に真夏日の様な暑い日かと思ったら冷たい雨と寒暖差が激しい日が続いてますが、皆様、

体調崩したりしていないでしょうか?

 

またコロナ感染者が増加傾向とか、今年は劇症型溶連菌感染症が昨年1年間の人数を早くも上回る等のニュースで聞きますので、皆様もくれぐれもお気をつけ下さいね。

 

今日は「😆ヨガ」についてです。

 

笑いは「笑いのジョギング」と言われ、30秒笑うだけで、実際のジョギングと同じ効果があるそうで、笑うだけで、脳から気持ち良いと感じるホルモンが分泌します。

 

こんな天候だからこそ、元気に夏を迎えるためにも「笑いヨガ」をやってみてくださいね!

 

⚫︎歯磨き笑い⚫︎

 

口を横に伸ばして、「イッヒッヒッ」と笑いながら、歯ブラシを横に動かす。

大きな口を開けて「ハッハッハ」と奥歯を磨きます。

 

⚫︎うがい笑い⚫︎

 

口をふくらませ、できるだけ長く「ムグムグ」する。

水を思いっきり遠くに飛ばすつもりで「ブハッハッハー」と笑います。

 

⚫︎梅干し笑い⚫︎

 

世界一酸っぱい梅干しをたべることかを想像します。

酸っぱそうな顔をして「ハッハッハ」と笑います。

 

⚫︎ライオン笑い⚫︎

 

目と口を大きくひらき、思いっきり舌を出す。この時、体もライオン風に体現する。

そのまま「ハッハッハ」と大笑いで息を出します。

 

 

笑いヨガは周りの笑いが伝染して楽しく行う事ができますので、大勢で行うのがより良いと言われています!

是非、ご家族で、お友達とやってみて下さいね!

 

 

nico 2024.1月号より抜粋

100年時代を生き抜くために歯科からできること 〜糖尿病〜

2024年6月13日

皆さん、こんにちは!

 

梅雨入り間近でしょうか?今週は暑い日が続きそうですね。

 

今日は先日に続き、100年時代を生き抜くために歯科からできること…今日は糖尿病です。

 

当院のInstagramにも先日アップされてますが、歯科で血糖値が下がる?

 

皆さんはどう思いますか?

 

答えは、YESです!

 

 

【歯科と糖尿病の関係】

 

歯周病と糖尿病の関係については以前から言われていますが、

 

⚫︎糖尿病があると歯周病が悪化しやすくなる

免疫力の低下、血流不良、唾液が少なくなるなど歯周組織に障害により起こります。 

 

⚫︎歯周病があると血糖値を下げるホルモンのインスリンの効きが悪くなる

歯周病治療を行う事で糖尿病の指標となるヘモグロビンA1cの値が最大1%減少すると言う報告もあります。

 

 

【なぜ、歯周病治療で糖尿病が良くなるのか?】

 

歯周病は細菌感染症です。

バイオフィルムによって歯肉が炎症を起こして破れた血管から出血し、血管内に異物(毒素)が体内に侵入します。

体に毒素が入る事でインスリンの効きを悪くさせる炎症性物質を作り出してしまいます。

 

また元々、肥満の方は内臓脂肪が多いため既に慢性炎症を引き起こしているために注意が必要です。

排除するためには、歯周治療を行い炎症性物質

が血管内に侵入しない様にすることで、血糖値の改善する可能性が出てくるのです。

 

一般的には歯周治療を行うとHbA1cが0.4%減るとされ、糖尿病薬1錠分に匹敵すると言われています。

 

いかがでしたか?

現在、日本には糖尿病または糖尿病予備軍が約2000万人、6人に1人に相当されると言われています。

 

食事、適度な運動を気をつけないと40代後半では誰でもなる可能性があるとも言われています。ここに歯の健康が入る事でより糖尿病リスクを減らす事ができますので、皆さんも歯科検診を定期的に受け、健康で元気に100年時代に立ち向かいましょう!

6月4日は虫歯予防デー

2024年6月2日

皆さん、おはようございます♪

6月になりました!

 

道端に可愛い紫陽花が咲いて、季節の進みを感じている今日この頃です。

 

6月最初の投稿は6/4の語呂に合わせて「虫歯予防デー」です。

 

【虫歯はなぜ、できる?】

 

虫歯になるには、いくつか条件が重なった時に、始めて虫歯になります。

 

その条件とは…

 

⚫︎歯の質

⚫︎細菌(ミュータンス菌)

⚫︎糖質

⚫︎時間

 

ですから、歯の質を高める様な歯磨き粉、洗口剤といったセルフケア商品を使い、日頃の歯磨きでしっかりプラークを取る様にフロスや歯間ブラシ(必要な方だけ)行い、食事、間食や晩酌といった嗜好品の摂り方を気をつければ、本来虫歯にはならないのです。

 

ですが…できてしまう…

 

それは、簡単に言えば

 

⚫︎歯磨きは1日1回未満

⚫︎甘いものをよく食べる

⚫︎ダラダラ、ちょこちょこ食べる

⚫︎口の中が乾く   

 

      

この様な方は要注意!!

 

特に「口の中がよく乾く」は唾液が少ないから感じる感覚です。ですが、

実際は感じてなくても「口腔乾燥」を起こしている方がとても多く、コロナによる自粛、マスクの着用でより増えた様に感じます。

 

特にこれからの季節は、暑くなり水分補給が欠かせませんが、どんなものを飲むか。

 

また、水分を充分摂っていても、汗で水分が出てしまいますので、こまめな水分補給、そして歯磨きはもちろんのこと、定期的メンテナンスで自分では取りきれない細菌を取ってもらうことが大切です!

 

「口」は食事をするだけでなく、会話、呼吸…とても大切な器官の一つです。

 

是非、自分の「口」を改め、大切にして頂きたいたいと思います♪

 

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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