セルフケアでアンチエイジング
2025年10月30日
皆さん、こんにちは。
今朝は冷えましたが日中は過ごしやすい秋晴れでしたね!
明日は夕方から雨が強くなる様です!
お帰りの際は気をつけて下さいね。
今日は「セルフケアでアンチエイジング」です。
人の歯は、一度生え変わる乳歯と、その後萌えてくる「永久歯」で永久歯は一生もの。
私達の歯は2000万円の価値があるとも言われていますが…
実は、歯を大切にすることが“見た目の若さ”や“健康寿命”にも大きく関係しているのをご存じでしょうか?
年齢を重ねても、しっかり噛んで食事を楽しめる人は、顔の筋肉が自然と動き、表情が豊かになります。噛む力があると、頬や口元が引き締まり、フェイスラインのたるみ予防にもつながります。まさに「歯のアンチエイジング」は、美しさと健康の両方を守る秘訣なのです。
では、今日からできるセルフケアをチェックしてみましょう🪥
🦷1. 正しいブラッシングを習慣に
力を入れすぎず、歯と歯ぐきの境目を意識して、やさしく小刻みに磨きましょう。
歯ブラシは3か月を目安に交換。毛先が開いていたら早めのチェンジが◎
🪥2. デンタルフロス&歯間ブラシをプラス
歯と歯の間には、歯ブラシの毛先が届かない汚れがたくさん。
デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシも毎日使うことで、虫歯・歯周病の予防や口臭効果がぐんと上がります。
🥦3. 食生活で「歯ぐき力」をサポート
ビタミンC・カルシウム・たんぱく質は、歯や歯ぐきを丈夫に保つ栄養素。
特にビタミンCは体では作ることが出来ないので食事から、しっかり摂る必要があります。
硬すぎるものより、しっかり噛んで味わえる食材(野菜・魚・ナッツなど)を意識して取り入れましょう。
💧4. 唾液ケアでお口のアンチエイジング
唾液はお口の“天然のクリーナー”ともいわれ、ある衛生士さんは「唾液はお口の美容液」とも仰っていましたが、唾液は自分の身体からできる副作用のない免疫とも言われる位大切なもの。
乾燥を防ぐために、よく噛む・こまめに水分をとる・鼻呼吸を意識するなど、日常の中で唾液量を保ちましょう。
🪞5. 定期検診でプロのチェックを
セルフケアだけでは気づきにくい初期トラブルも、歯科医院で早期発見が可能です。
3〜6か月ごとのクリーニングは、歯の美しさと健康をキープする最大の秘訣です✨
永久歯は「今ある歯をどう守るか」で、一生のクオリティが変わります。
毎日のちょっとした意識で、お口から若さと健康を育てていきましょう😊
皆んなが知りたい歯科の話
2025年10月17日
皆さん、おはようございます
今日は久々な晴天ですね♪
さて、今日は皆んなが知りたい歯科の話、実は怖くない?歯医者さんとの上手な付き合い方について書きたいと思います。
「歯医者さんって、ちょっと怖い…」
そう思っている方、実は意外と多いんです。
歯科独特の匂い、キーンという音、麻酔の注射、治療の痛み…。子どもの頃の経験がトラウマになって、「痛くなってもギリギリまで我慢してしまう」という大人の方も少なくありません。でも実は、最近の歯科医療はとても進歩していて、「痛くない」「怖くない」「行きやすい」場所になってきているんですよ。
⚫︎歯が痛くなる前に行く場所⚫︎
よくある誤解のひとつが、「歯医者は痛くなってから行くところ」という考え方。実はこれは間違いなんです。虫歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。痛みや何か症状が出てからだと、進行していることが多く、治療も長引きやすいです。
理想は、「痛くなる前に行く」こと。
3〜6ヶ月に1回の定期健診で、虫歯の予兆や歯ぐきの状態をチェックし、クリーニングや予防処置をしてもらう。これだけで将来の「痛い治療」をかなり減らすことができます。
⚫︎歯石ってそんなに悪いの?⚫︎
定期健診=歯石取りだと思っている方が多い様ですが、実は、歯石というのは、細菌の塊が固まったもの。細菌がいきなり石の様に固くなりません。ですから、歯石になる前に定期検診で取り除くのです。
歯石は放置すると歯ぐきが炎症を起こし、歯周病が進行してしまいます。しかも、一度歯ぐきが下がると元には戻りません。見た目も機能も影響してしまうため、予防がとても大切です。
⚫︎子どもも大人も「予防」がカギ⚫︎
小さい頃からの歯磨き習慣や、フッ素塗布、定期的なフロスの使用など、ちょっとしたことの積み重ねが、大きな差を生みます。
特にお子さんの場合、「歯医者=怖い場所」ではなく、「歯をピカピカ・ツルツルにしてくれるところ」「優しい先生がいるところ」というイメージを持てるようにしてあげると、将来も通いやすくなります。
⚫︎歯医者さんは、あなたの味方⚫︎
現代の歯科医院は、「治療の場」から「予防と健康を守るパートナー」へと変化しています。
歯のことで不安があるとき、気軽に相談できる場所でありたいと、私たち歯科医療従事者は願っています。
「ちょっと気になるけど、まあいいか」と思わずに、ぜひ一度、歯医者さんのドアを開けてみてください。
きっと、思っているよりずっと身近で、歯科へ通院するハードルが下がると思います!
秋から始めるお口とカラダの健康習慣
2025年10月10日
こんにちは!
少しずつ涼しくなってきて、食欲の秋・運動の秋・読書の秋…と、体も心も活動しやすくなる季節がやってきましたね。
実はこの「秋」は、お口とカラダの健康を見直すのにぴったりな季節なんです。
お口の健康は、全身の健康につながっている?
「歯が痛くないから大丈夫」「虫歯もないし、歯医者はしばらく行ってないなぁ」
そんな方も多いのではないでしょうか?
でも、最近ではお口の中の健康が、全身の病気と深く関係していることが明らかになってきました。
たとえば、歯周病は糖尿病・心疾患・脳梗塞・誤嚥性肺炎など、さまざまな疾患と関係があると言われています。お口の中の細菌が血管や気管を通じて全身に広がり、体のあちこちに影響を及ぼすことがあるのです。
つまり、「お口を清潔に保つこと」は、病気の予防にもつながる大切な習慣なのです。
秋は“健康習慣”を始めるチャンス!
夏の疲れが出やすい秋こそ、生活リズムを整えやすい時期。
食事や睡眠の見直しと一緒に、「お口のケア」も習慣にしてみませんか?
ここからは、今日からできる簡単な習慣をご紹介します。
① 歯みがき+α のケアを
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは約6割しか落とせないと言われています。
毎日の歯みがきに、デンタルフロスや歯間ブラシをプラスするだけで、汚れの除去率がグンとアップ!
朝・夜の丁寧なケアが、将来のお口の健康を守ります。
② 旬の食材で“噛む力”アップ!
秋は栄養満点の食材がいっぱい。
れんこん、ごぼう、きのこ類、さつまいもなど、噛みごたえのある食材を意識して取り入れることで、あごや歯をしっかり使うことができます。
よく噛むことで唾液の分泌も促され、むし歯や歯周病の予防、消化のサポート、満腹感の持続にもつながります。
③ 定期健診で“見えないトラブル”をチェック
自分では気づかない歯ぐきの炎症や、初期のむし歯。
進行してからでは治療も大がかりに…なんてことも。
ぜひこの秋、歯科の定期健診を受けてみてください。早期発見・早期対処が、結果的に治療の負担も軽くしてくれます。
笑顔は健康のバロメーター
お口の健康は、見た目だけでなく、食べる・話す・笑うといった生活の質そのものに関わっています。
そして、何より健康な口元は、その人の笑顔をより輝かせてくれる大切なポイントです。
この秋から、無理のない範囲で「お口とカラダの健康習慣」を始めてみませんか?
毎日のちょっとした意識が、未来の自分へのプレゼントになりますよ。