年末に向けて〜ドライシンドローム〜
2023年12月24日
皆さん、おはようございます♪
今日はクリスマスイブ。
電車の中で「サンタさん来るかなぁ〜」と親子で話している光景を見て何だかホッコリした朝でした^_^
今日は年末に向けてシリーズの最後『ドライシンドローム』です。
【ドライシンドロームとは?】
ドライシンドロームとはドライアイ(目、)ドライマウス(口)、ドライスキン(肌)、ドライバジャイナ(膣)など体の乾燥の事を言います。
【ドライシンドロームの症状】
⚫︎ドライアイ(目)⚫︎
・疲れやすい、目が重い
・目がかすむ
・ゴロゴロする
・充血しやすい
・目がかすむ
・目ヤニが出やすい
⚫︎ドライマウス(口)⚫︎
・乾きやすい
・口臭を感じる
・口が粘つく
・水を飲みたくなる
・口が乾燥して話しにくい
・喉が枯れる
⚫︎ドライスキン(肌)⚫︎
・肌荒れ、カサカサする
•皮が剥ける
•粉が吹く
•刺激に敏感になる
•化粧ノリが悪い
⚫︎ドライバジャイナ(膣)⚫︎
•膣が痛む、かゆい
•ヒリヒリする
•おりものに変化を感じる
•性交痛
•下着に触れた際の違和感
【もしかしたらドライシンドロームかも!と思ったら…】
乾燥=保湿、水分補給と思いがちですが、体の中で水分を保持する力がないと改善されません。
乾燥を放置すると風邪や感染症になりやすくなりQOLの低下や病気のきっかけとなってしまいます。
先ずは夜は照明を減明したり、寝る1時間前にはスマホやパソコンを終わりにする、保湿、水分摂取等、生活習慣の見直しを。また体に潤いを与える食材を積極的に摂りましょう。
βグルカンと言う食物繊維には粘液の素を作る働きを高め体のなきら潤いを与えてくれます。
椎茸や舞茸などのキノコ類、海藻、大麦などに多く含まれます。
更なる乾燥を招く前に早めにケアをしていきましょう。
いかがでしたか?
ドライシンドロームは空気の乾燥や加齢、スマホやパソコンによる目の酷使、睡眠不足、マスクによる口呼吸、更年期による女性ホルモンの影響で、特に女性に起こることが多いとされていますが、外分泌線の働きは自律神経によってコントロールされているため、ストレス社会では男性や若い人にもドライシンドロームは引き起こされます。
是非、年末年始のお休みで体も心もリフレッシュして下さいね♪
※クラシエ ニュースリリース参照
年末に向けて〜睡眠不足〜
2023年12月17日
皆さん、おはようございます。
昨日はポカポカ日和でしたね!
おかげで大掃除はかどりました🎵
12月となると、気持ち的に何となく忙しく感じてしまう私ですが、皆さんはいかがですか?
今日は『睡眠不足』についてです。
【自分の適正な睡眠時間ってどれくらい?】
まず睡眠時間については個人差があります。
最近はショートスリーパーと言って短い睡眠時間の方が多い様ですが、本当に身体的にショートスリーパーなのでしょうか??
自分の適切な睡眠時間を知るには…
平日、休日同じ睡眠時間にし、1週間毎に➕30分で寝てみる。
例えば今週は7時間、来週は7.5時間…といった様に寝て見て目覚まし無しで起きられる時間がご自身の適正な睡眠時間となるそうです。
【睡眠不足になると…】
睡眠不足になると身体が重い、頭がボーっとして集中できない等の自覚症状があるものもあれば、睡眠不足が蓄積される事で病気や肥満の原因となってしまうものもあります。
また睡眠不足が慢性化(長期化)すると、心臓発作、脳卒中、認知症、がんと言ったリスクが上がります。
1日の3分の1は睡眠時間です!
睡眠不足はお金と違い取り戻せません。
いかに睡眠が大切か…この時期だからこそ、年末年始のお休みを使って、ご自身の適正な睡眠時間を知る良い機会にしても良いかもしれませんね。
年末に向けて〜早食い〜
2023年12月10日
皆さん、おはようございます。
12月に入り急に寒さが増してきました。
年内あと少し…体調崩さない様にしていきましょうね!
今日から、年内に向けてシリーズ‼︎笑
第一弾の今日は『早食い』をテーマにしていきたいと思います。
今年は忘年会やパーティーといった予定がある方も多くいらっしゃるかと思います。
年末年始は一年の中でも飲食の量も回数も多くなるため、年明けに胃の不調や口内炎といった訴えをする方がいらっしゃいます。
普段から『早食い』な方、注意です!
【早食いをすると…体はどうなる】
⚫︎食べすぎてしまう
⚫︎胃腸に負担がかかる
⚫︎唾液量が減る
⚫︎肥満のリスクが上がる
⚫︎血糖値の上昇 等々
【早食いを防ぐにはどうする?】
⚪︎奥歯をしっかり使って、一口30回噛む
⚪︎一口ごとに箸を置く
⚪︎野菜から食べる
⚪︎硬いものから食べる
⚪︎ながら食べをしないで、食事を楽しむ
⚪︎最低でも15分〜20分程かけて食事をする
忙しいとついつい早食いになってしまう傾向がありますが、日頃から意識して食事の摂り方を見直していきましょう♪
歯周病と全身への関係
2023年12月1日
歯周病と全身への関係
皆さん、おはようございます。
今日から12月。今秋が短かったせいか、あっという間に12月になってしまった感じがします。
最近メディアでも「お口の健康は全身の健康」といった内容を多く取り上げられる様になり、患者様の意識も高くなってきていると感じています。
特に歯周病については先日もブログでもお伝えした様に、初期では痛み等の症状がない為、気づかないうちに進行している場合が多くみられます。
でも歯周病が全身の健康にどう悪影響があるか。そこまで知っている方はまだ少ないので、今日は『歯周病と全身の健康との関係』をお伝えしたいと思います。
歯肉に慢性の炎症が起こると、さまざまな炎症性物質(サイトカイン)がたくさん作られ歯肉に停滞します。
サイトカインは歯周組織に悪い影響を与えるだけでなく血糖値を下げるインスリンの働きを悪くしたり、血管の動脈硬化を引き起こしたりします。サイトカインが増殖すると歯ぐきの血管から血液内に入り、血流を介して全身の臓器に達し、さまざまな全身疾患に影響されると言われています。
【歯周病が全身に及ぼす影響】
⚫︎脳梗塞
⚫︎誤嚥性肺炎
⚫︎心筋梗塞
⚫︎心内膜炎
⚫︎動脈硬化
⚫︎糖尿病
⚫︎低体重児出産
⚫︎早産
コロナになってから制限の数年でしたが、今年は5類に制定されてから初めての年末ですね。忘年会やクリスマスパーティー等楽しいイベントを控えている方も多いかと思います。
元気に、そして健康に過ごせる様にお口のケアも忘れずにお過ごし下さいね♪
表彰されました!~令和5年度埼玉県歯科保健表彰式~
2023年11月10日
当院院長の篠原が、
埼玉県にて長く歯科口腔保健の向上に貢献。
その功績に対し、
埼玉県知事の大野様より表彰状をいただきました。
歯周病になりやすい人ってどんな人??
2023年11月9日
皆さん、おはようございます。
昨日11月8日は「いい歯の日」と言う事で、歯科についての特集が組まれてる番組が多くありましたね。
特に歯周病については自覚症状がないまま進行しやすい傾向があり、今や歯周病と全身疾患との繋がりが分かってきているため、特集が多かった様に思います。
と言うことで!
今日は歯周病なりやすい人ってどんな人⁇です。
【歯周病って何?】
歯周病とは歯を支えている骨(歯槽骨)を破壊してしまう病気です。
一度破壊されてしまった骨は自然に戻る事はなく、良くて現状維持、悪くて悪化してしまう、また痛みや腫れといった自覚症状は、進行しないと気づかない傾向にある恐ろしい病気なのです。
歯周病は細菌感染症ですが、歯周病の進行に影響を与える要因はいくつかあります。
【歯周病になりやすい原因は?】
★喫煙者
喫煙の習慣がある人は非喫煙者に比べて2〜8倍歯周病になりやすいと言われています。
これはタバコの成分が全身の血流を悪くする事で免疫力を下げてしまう事が原因とされていますが、喫煙本数が多いほど歯周病が重症化しやすい傾向にあります。
★糖尿病
糖尿病の人は特に歯周病になりやすく悪化しやすいです。
これは創傷治癒(傷口の治りが悪い)が遅いや、免疫系の機能障害で進行しやすいとされています。
★ストレス
神経の緊張状態が免疫系に影響を及ぼすとされています。
★肥満
内臓脂肪から生み出される炎症性の物質によって進行する。
★常用薬
⚫︎免疫抑制剤や副腎皮質ステロイド等の免疫系に関連する薬
⚫︎てんかん薬(ヒダントイン系)、降圧薬(Ca拮抗薬)など歯肉増殖に関連する薬
その他として、身体の回復に欠かせない、栄養不足、休養として睡眠の質、睡眠時間が少ない方等も歯周病に関係してきます。
コロナウィルスの影響で定期的なメンテナンスをお休みしている間に少しずつ進行してしまっていたという方も少なくありません。痛くなってから受診ではなく、症状がなくても定期的に歯科へ受診して歯周病にならない様に、なってしまった方は進行を食い止めて健康であり続けましょう!
舌トレ〜舌を鍛えて免疫力UP!!〜
2023年11月2日
舌トレ〜舌を鍛えて免疫力UP!!〜
皆さん、おはようございます♪
11月になりましたが、日中はまだまだ温かいですね。
ただ朝晩の冷え込みを見ると、一気に冬が訪れそうで着る物もチョイスが毎日むずかしいです。
今年は酷暑から暖かい時期が続いているために自律神経系が乱れている方が多いと聞きますが、私もその1人だと思います。
そんな時に「舌トレ」をする事で自律神経を整え免疫力をアップする事ができると言う記事を発見!!
今日は「舌トレ」について投稿したいと思います。
『舌』は健康を支えている源であり、「呼吸をする」「食べる」「話す」と言った生きていくための活動を支えています。
つまり、舌が衰えると必要な機能が果たせなくなる。=健康に悪影響が出たり老化の原因にもなるというわけです。
特に舌の筋肉が衰えると、舌が「落ちベロ」と言う状況になり鼻呼吸から口呼吸になってしまいます。
少し前のブログでもポカン口について投稿した内容にも口呼吸に触れていますが、人は鼻から呼吸する事で、異物をキャッチし鼻腔を通っていく事で温めた空気を送っています。
口呼吸になると冷たい空気がダイレクトに気管を通り肺へ。と行くので気管を傷つけたり、肺から全身を冷やして免疫機能を落としてしまう原因を作ってしまいます。
鼻で呼吸する事はさまざまな不調や病気から守る上でもとても大切な事なのです。
【あなたは「落ちベロ」になってない?!】
ここで、「落ちベロ」チェック!
Q:口を閉じた状態で舌はどこにありますか?
① 舌が上顎にべったりとついている
② 舌先が上の前歯の裏についてる
③ 舌先が下の歯の裏についている。あるいは、舌先が何処にも触れてないで宙ぶらりん
A: ①なら大丈夫!②と③は「落ちベロ」です。口呼吸になっている可能性が…
【落ちベロ解消法は??】
②と③になってしまった方も、大丈夫!
「あいうべ体操」で舌を鍛えよう。
「あー」、「いー」、「うー」と声を出しながら(出せない場合は動きだけでもOK!!)1秒間ずつ、「べー」で舌を下方向に1秒伸ばす。を3回 。これを1セットとして、1日の中で30回を目安に行う。何かをしながらでも良いのでやってみよう!
自律神経は自分でコントロールする事ができません。
しかし、呼吸は意識的にコントロールする事が可能です。
舌トレにより舌が正しい位置になると鼻呼吸がスムーズに行える様になります。
鼻からゆっくり呼吸する事で自然と深い呼吸となり酸素を充分に取り込む事ができ自律神経のバランスを整える事ができますので、是非皆さんもやってみて下さいね🎵
ビタミンGって聞いたことありますか?
2023年10月26日
ビタミンGって聞いたことありますか?
皆さん、おはようございます。
気づけば10月も残り5日…。街はハロウィンで綺麗ですね。
いきなりですが、皆さんはビタミンGって聞いたことありますか?
ん?!ビタミンG?
ビタミンGとは牛乳から発見されたビタミンB2のこと。
発育に大切なビタミンのため、英語でgrowthの頭文字から、かつてビタミンGと言われていました。
成長に欠かせないビタミンGことビタミンB2。
今日はビタミンB2についてです!
【ビタミンB2の働きは?】
三大栄養素と(炭水化物、タンパク質、脂質)を分解され、エネルギーに変わる時の補酵素として働き、特に脂質の代謝に深く関係しています。
特にタンパク質の合成や皮膚、毛髪を作りのサポートや体内の有害過酸化脂質を分解してくれる働きもあります。
【ビタミンB2が足らなくなると…】
肌荒れやニキビ、口角炎、口内炎ができやすくなり、目の症状や眼精疲労も起こしやすくなります。
また成長期のお子様の場合、慢性的にビタミンB2が不足すると成長障害を起こすと言われています。
【ビタミンB2を大きく含む食材】
魚、レバー、牛乳、乳製品、卵と言った動物性食品や野菜、きのこ、納豆と言った植物性食品に含まれます。
特に納豆は納豆菌がビタミンB2を作り出すので効果が高いです。
【まとめ】
ビタミンB2は体の中でも腸内細菌がビタミンB2を作ってくれています。
抗生物質や経口避妊薬を長期に渡って服用している方は腸内環境が乱れてビタミンB2が不足する傾向にあります。
またビタミンB2はビタミンBの仲間であるB1.B6.B12と一緒に摂ると効果的です。
いかがでしたか?
おいしい健康より掲載
骨粗鬆症の方、歯科受診されていますか?
2023年10月22日
骨粗鬆症の方、歯科受診されてますか?
皆さん、こんにちは!
気持ちが良い秋晴れが続いていますね。
この時期にお会いする患者様から、よく聞く話題の一つに「健康診断」があります。
先日、定期検診にいらした方が、転倒して骨折してしまい、骨粗鬆症の薬を飲み始めたとお話せてくださいました。
過去にも骨粗鬆症については取り上げてますが、改めて骨粗鬆症を取り上げたいと思います。
【改めて!骨粗鬆症とは?】
骨粗鬆症とは、骨の密度が低下してもろくなり、骨折しやすい状態にあることいいます。
加齢にともなって誰にでも起きるものですが、特に閉経した女性に多いとされています。
【歯科と骨粗鬆症の関係とは?】
歯科治療で注意しなければならない全身の病気の一つが「骨粗鬆症」で治療薬の影響により「顎骨壊死」=顎の骨が腐ってしまう。と言うことがあります。
顎骨壊死を防ぐためにもお口の状態からを健康に保つ事がとても大切です!
今年、専門学会が「骨粗鬆症の治療をするすべての方に,原則、歯科受診が求められる」と言った文書が出されました。
【なぜ、顎骨壊死は起こるのか?】
元々、お口は骨壊死を起こしやすい環境で、昔は虫歯や歯周病から骨髄炎や骨壊死を起こす方がいましたが、抗菌薬の登場により骨壊死を起こす事はほとんどなくなったといいます。
ですが、20年ほど前から再び骨壊死を目にするようになり、そういった方に共通していたのが骨粗鬆症の一部のお薬の使用だったそうです。
骨は日々、新陳代謝して古い骨を壊して新しい骨が作られています。
骨粗鬆症のお薬によっては骨の新陳代謝の働きを弱めてしまうたも骨壊死するのではないかと言われていますが、必ずしも、そのお薬のせいとは断定はできないため、歯科に関わらず他科に受診する際は必ずお薬手帳を持って行く様にしましょう。
【骨壊死の予防はどうしたらいい?】
顎骨壊死を起こさない3つのポイントです!
1 歯科治療が必要な場合は直ちに治療をする
2 毎日のセルフケアで良い環境を維持する
3 定期検診を年数回は受け、歯科衛生士によ
るプロケアを受ける
骨粗鬆症も含めた全身疾患には歯科への受診は必須です。
発症リスクを下げられるようにご自身のセルフケアの見直しもしてみましょう。
インフルエンザと口腔ケアの関係
2023年10月12日
おはようございます♪
今日も良い天気ですね。
金木犀の香りがすると、秋だな、、、感じますが皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日は最近流行っている「インフルエンザと口腔ケアの関係」です。
朝霞近郊の学校でも、学級閉鎖や学校閉鎖と言った話を聞きます。
インフルエンザは通常だと冬場に流行るイメージですが、今年は2月から横ばいの感染者数とも言われ、これは2020年以降の新型コロナウィルス感染の徹底した感染対策により免疫が低下していることが大きな要因となっていると言えます。
また熱帯や亜熱帯の地域ではインフルエンザが通年で流行していて、近年の日本での猛暑が続いていたことを考えると今後は日本でも通年を通して流行ることもあるかもしれない、こ地球温暖化が関係している可能性もあると言われています。
季節の変わり目でもありますし、朝晩の気温差が激しいこの時期、元気に乗り切るためには、意識的な免疫強化が必要です。
まずは充分な栄養、休養ですが、今までの手洗い、うがいはもちろんのこと、しっかりと口腔内のバイ菌を取ることも大切です。
口腔とは歯だけだはなく、舌や頬粘膜も含め物全てを言います。歯磨きする際は舌の汚れもチェックして、汚れていたら舌ブラシで舌を綺麗にしましょう!
また、日頃の歯磨きでは取りきれないバイオフィルム(歯垢)は70〜90日でリセットする事が望ましとされています。
もちろん、歯磨き上級者の方であれば4ヶ月〜6ヶ月に1回のペースでの歯科検診で良いかと思いますが、最低でも年2回の歯科への受診を心掛けましょう。
シノハラ歯科医院では歯科衛生士6名在籍しております。
現在、平日の昼は比較的空きの時間もございますので、これを機に歯科検診にいらっしゃってください。
スタッフ一同、お電話お待ちしております🎵