😃ぽかん口 ~口呼吸のデメリットとは~😃
2021年06月4日
みなさま、こんにちは☀
湿度が高くなるこれからの季節は、
マスク着用で、肌トラブルが起こりやすくなるので、お気をつけ下さいませ!
さて、
今回は、「ぽかん口」についてです。
よくテレビを見てる時に…
口がポカンと開いている。
鼻が詰まってて…
口呼吸になってしまう。
なんて事をよく耳にしますが、
実は、この「ぽかん口」、大人から子供まで幅広い年齢層で多いと言われています。
理由は、口腔周囲筋と機能不全と言われており、
他には、アレルギー等による鼻炎によるものも多いとされています。
【大人の場合】
鼻炎等の鼻の症状がなければ、
あいうべ体操で口腔周囲筋をきたえる!
意識的に口を閉じる様にする事!が大切です。
【子供の場合】
まだまだ成長過程ですので、
鼻疾患等がなければ、意識をする事で改善できると言われています。
先ずは、鼻疾患が疑われる場合は、
耳鼻科を受診し、問題ないことを確認してもらいましょう。
鼻呼吸ができているか確認するには…
【鼻呼吸確認方法】
①手で口を閉じて鼻の所に鏡を当て鏡が曇るか
②テッシュペーパーを、鼻に近づけて呼吸ができていればヒラヒラ揺れます
この状態を少しずつ延ばしていくと、鼻呼吸を意識するようになり、口唇も閉じやすくなります。
ポカン口の何がいけないの?
鼻呼吸には、空気を吸い込んだ時に、
鼻腔の入口にある鼻毛がフィルターとなって異物侵入を防ぎます。
さらに、鼻腔奥の線毛組織が、
埃やウィルスなどの有害なものを絡め取る役割があります。
また、鼻腔粘膜が湿度や温度を調整して肺や気管支への刺激を少なくして、
鼻腔内で外気を無刺激化、無毒化しているのです。
つまり、口で呼吸することは…
これらの働きがなされずに有害物質が入り込み、
・咽頭部が慢性炎症を起こしたり
・皮膚や内臓などの全身に弊害もたらすことがある
…のです。
口呼吸の弊害として、口腔や鼻腔から侵入した病原菌は、
この扁桃組織で体内への侵入を防御していますが、
・病原菌に感染しやすく
・炎症を起こしやすい
…という面もあります。
扁桃の炎症が慢性化すると病原菌の巣となり、
細菌や毒素が血液やリンパの流れとともに全身を巡り、扁桃病巣感染症を引き起こします。
関与している疾患には、
・腎臓疾患や関節リウマチ
・皮膚疾患では掌蹠膿疱症
・アトピー性皮膚炎
これらのことから、
口呼吸にはデメリットが多く、鼻呼吸へと改善する必要があるのです。
みなさまも、どうぞお気をつけくださいませ😊✨
OTOMIN noYOKUBARI Lesson!参照