4/29は「歯肉の日」
2024年04月28日
皆さん、おはようございます♪
世の中GWですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今日のコラムは明日の「歯肉の日」にちなんで、歯肉についてお伝えしたいと思います。
【歯肉の働き】
歯肉は歯の根を覆い、咀嚼する時の食物からの衝撃、刺激から歯肉を守ったり、細菌の侵入を防いでいます。
よく歯周病の指標ともなる「歯肉下がり」がありますが、元々アジア人は歯肉が薄いといわれており、過度なブラッシング圧でも簡単に歯肉を下げ、知覚過敏や根元の虫歯を招いたりします。
逆に歯肉が厚みがある方は、歯肉の薄い人て比べて上記の様な事は起こりにくいですが、歯周病により骨が溶け出された時に起こる歯肉下がりが起きにくい分、見た目の変化がないために気づいたら歯周病がかなり進行していたなんて事もありますので、定期的なメンテナンスでチェックしてもらう必要があります。
【歯肉のケアをしないと、どうなる?】
歯肉を傷つけたりすれば、自ずと歯磨きや食事の際にしみるな…と気づきますが、歯と歯肉との境目に溜まったプラークを放置すると歯肉が腫れる「歯周炎」になります。
歯肉炎は歯周病の始まりとされて、今や4人に3人は歯周炎と言われています。
痛み等の自覚症状もないため、気づいたら歯周病になってた…なんてことも。
歯磨きの時に血が出るのは、立派な歯周炎です!!
ご自身の歯磨きで歯垢(プラーク)を100%を取り除くことはできません。
定期的なメンテナンスで、しっかりプラークを除去してもらいましょう!
いかがでしたか?
これから学校や職場の歯科検診を受ける方も多くいらっしゃるかと思います。
もし、歯肉炎のところにチェックされてたら、また歯を磨いた時に血が出た…なんて方は早めの受診をしましょう。