お口の中の細菌はどう決まる!?
2023年04月20日
皆さん、おはようございます。
今朝も良い天気ですね!昨日に引き続き暑くなるようです。
しっかり水分補給と日焼け対策を忘れない様にして下さいね☆
今日は、お口の中の細菌がどう決まるか?についてです。
人は人それぞれ、個人差があります。
口腔内細菌も人それぞれ違います。
日本は、お米を主食とする農耕民族です。
お米は炭水化物(糖質+食物繊維)であり、
和食はヘルシーと言われますが、味付けに使う調味料にも甘味料を含むものが数多くあります。
私達の先祖はマンモスを狩りして、生のお肉を食べていました。
生の肉を食べると言う事は、よく噛めないと飲む混む事ができないですよね。
ですから丈夫な歯と顎の骨が、その時代の方にはありました。ですが土器が生まれ、煮炊きをする様になった頃から口腔内の細菌の様相も少しずつ変化し虫歯や歯周病に罹るようになったと言われています。
少し話はズレましたが…。
虫歯の数は昔に比べて少なくはなりましたが、歯周病はもはや国民病であり、成人の8割近くは歯周病だと言われています。
歯周病はいつ発症してもおかしくありません。
もちろん、むし歯も同じです。
ですから、ならない為に予防する事がとても大切なんです。
歯周病はバイ菌感染症で、皆さんのお口の中にも多かれ少なかれ歯周病菌は存在すると言われています。
では、なる人ならない人では何が違うのでしょうか❓
私たちのお口の中の菌層は人それぞれで、産まれてきた時は無菌状態だと言われてますが、産道と通り、空気中にも沢山の菌が居ますので、生後1週間もすればお口の中にも菌が存在する様になります。でも、存在したとしても善玉菌(良質な菌)で、成長と共に色んな細菌へと感染していきます。
では、どんな理由で感染してしまうのでしょうか。
●箸や食器などの共有
●キス
●回し飲み
●赤ちゃんへ噛み砕いた物をあげる…等々
小さいときからの食事や歯磨き等々の積み重ねで、個人個人の菌層が決まってしまうのが20代後半と言われています。
ですから、自分にどんな菌が存在したとしても虫歯や歯周病にならないよう日頃のケアや定期検診、クリーニングがとても大切なんです。
コロナにより行動制限もなくなり、少しずついつもの日常が戻りつつあります。
歯科への受診もストップしてた方もいるかと思いますが、今まで通り感染対策をしていますので、是非、歯医者さん久しぶりだな…と言う方はご連絡をお待ちしております♪