虫歯予防になぜフッ素が有効なのか。
2023年04月16日
皆さん、おはようございます♪
4月も半ばを過ぎ、新緑とお日様が眩しい季節となって来ましたね!
先週は暖かい日も多くなり過ごしやすくなって来ました。
先日、投稿した歯科検診に続き『虫歯予防になぜフッ素が有効か』をお伝えしたいと思います。
フッ素と聞くと薬物で危険!怖い!と言ったマイナスな事を想像をされる方も多いかと思います。
しかし、使用量と使い方さえ守れば歯にとってはプラスに働くので是非、使用して頂きたいと思います。
○フッ素の効能○
虫歯菌の働きを弱める…酸を出す力を弱める
歯を強くする…歯の表面を溶けにくくする
石灰化の促進…再石灰化を促進…酸によって溶け出した成分を補うサポートをする
日本では薬事法でフッ素濃度が最大1500ppm(1450ppm)と決められており、年齢によっても推奨使用濃度があります。
●歯が萌出〜2歳まで…500ppm〜1000ppm
使用量 500ppmなら米粒2つ分
歯ブラシ3~4mm程度
1000ppmなら米粒1つ分
歯ブラシ1~2mm程度
●3~5歳…1000ppm
使用量 500ppmなら1cm位程度
1000ppmならグリンピース1粒分
5mm程度
●6歳以上…1450ppm
使用量 歯ブラシ全体につける。
15~20mm程度
☆何の年代も1日2回の使用
☆ゆすぐ時は少量の水で!
お子様の場合はフルーツ等のフレーバーなので手に届かない場所に保管しましょう。
もっと詳しく知りたい方は当院Instagramも合わせてご覧下さい♪