皆んなが知りたい歯科の話
2025年10月17日
皆さん、おはようございます
今日は久々な晴天ですね♪
さて、今日は皆んなが知りたい歯科の話、実は怖くない?歯医者さんとの上手な付き合い方について書きたいと思います。
「歯医者さんって、ちょっと怖い…」
そう思っている方、実は意外と多いんです。
歯科独特の匂い、キーンという音、麻酔の注射、治療の痛み…。子どもの頃の経験がトラウマになって、「痛くなってもギリギリまで我慢してしまう」という大人の方も少なくありません。でも実は、最近の歯科医療はとても進歩していて、「痛くない」「怖くない」「行きやすい」場所になってきているんですよ。
⚫︎歯が痛くなる前に行く場所⚫︎
よくある誤解のひとつが、「歯医者は痛くなってから行くところ」という考え方。実はこれは間違いなんです。虫歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。痛みや何か症状が出てからだと、進行していることが多く、治療も長引きやすいです。
理想は、「痛くなる前に行く」こと。
3〜6ヶ月に1回の定期健診で、虫歯の予兆や歯ぐきの状態をチェックし、クリーニングや予防処置をしてもらう。これだけで将来の「痛い治療」をかなり減らすことができます。
⚫︎歯石ってそんなに悪いの?⚫︎
定期健診=歯石取りだと思っている方が多い様ですが、実は、歯石というのは、細菌の塊が固まったもの。細菌がいきなり石の様に固くなりません。ですから、歯石になる前に定期検診で取り除くのです。
歯石は放置すると歯ぐきが炎症を起こし、歯周病が進行してしまいます。しかも、一度歯ぐきが下がると元には戻りません。見た目も機能も影響してしまうため、予防がとても大切です。
⚫︎子どもも大人も「予防」がカギ⚫︎
小さい頃からの歯磨き習慣や、フッ素塗布、定期的なフロスの使用など、ちょっとしたことの積み重ねが、大きな差を生みます。
特にお子さんの場合、「歯医者=怖い場所」ではなく、「歯をピカピカ・ツルツルにしてくれるところ」「優しい先生がいるところ」というイメージを持てるようにしてあげると、将来も通いやすくなります。
⚫︎歯医者さんは、あなたの味方⚫︎
現代の歯科医院は、「治療の場」から「予防と健康を守るパートナー」へと変化しています。
歯のことで不安があるとき、気軽に相談できる場所でありたいと、私たち歯科医療従事者は願っています。
「ちょっと気になるけど、まあいいか」と思わずに、ぜひ一度、歯医者さんのドアを開けてみてください。
きっと、思っているよりずっと身近で、歯科へ通院するハードルが下がると思います!






