口内炎と栄養素
2024年10月18日
口内炎と栄養素
皆さん、こんにちは!
10月も後半だと言うのに夏日が続いていますね…
朝晩はと昼間の気温差が10℃近くあるので、体調を崩してる方も多いと聞いています。
皆さんもお気をつけくださいね。
この様な季節の変わり目には、「口内炎ができて痛い」なんて方も多い様に感じます。
口内炎ができてしまう理由には
◉口腔内が汚れている
◉歯が尖っていて舌や頬粘膜を傷つけた
◉火傷や外傷
◉栄養不足
◉白血病等の全身疾患
様々な理由がありますが、今日は口内炎と栄養素についてお伝えしたいと思います。
【口内炎と栄養素】
口内炎=ビタミンBが足らない!と思う方もいらっしゃるかと思います。
実際、ビタミンB剤を摂って良くなることもありますが、、口内炎ができやすい方は中々それだけでは良くならないことも…
実は粘膜を修復、強くするにはタンパク質が不可欠で、その吸収をよくしてくれるためにビタミンA群、ビタミンC群、亜鉛も必要です。
また粘膜を作る上で鉄分も必要ですが、特に月経がある女性や成長期のお子様は鉄分が不足しやすいため、日頃から食生活で補う必要があります。
そうは言っても中々、食事から全ての栄養素を摂ることも難しいでしょう。
そういった場合にはサプリメントも有効ですが、サプリメントも摂りすぎたりすると逆効果になることもありますので、もし、かかりつけ医がある方は先生に相談したり、薬剤師さんに聞いてみるのも良いかと思います。
【粘膜守る食材】
◉ビタミンA
にんじん、かぼちゃ ほうれん草 アスパラガス 柿 納豆 うなぎ等
視力を正常に保ち、皮膚や粘膜を強くする。油と一緒に摂ると吸収率アップします。
◉ビタミンB群
豚肉 牛レバー 魚 卵 牛乳 チーズ 納豆 そば 玄米等
ビタミンB群が不足すると体内にタンパク質を吸収できなくなり、疲労しやすくなります。また口内炎や口角炎、舌炎が起こりやすくなります。
他にも目の充血、肌荒れ、髪の毛が傷みやすくなるなどがあります。
◉ビタミンC
ブロッコリーやほうれん草といった緑黄色野菜 柑橘類 柿 れんこん等
老化、抗酸化作用、生活習慣病から守る!体で作ることが出来ないため、食事から摂る必要あります。また、鉄分の吸収をアップさせる一役あり。
◉タンパク質
肉 魚 卵 豆腐 納豆 牛乳 チーズ ヨーグルト等
体を造る筋肉や組織の源!
ホルモンの働きや免疫にも大きく関係します。
◉亜鉛
カキ うなぎ 赤身の肉
味覚を正常に保ち、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
◉鉄分
豚レバー アサリ ひじき 納豆 ほうれん草 切り干し大根等
鉄は体に酸素を送る働きがあります。
スポーツする人や月経がある、成長期の方、貧血気味の方は日頃から意識して食べましょう。