あなたは大丈夫!? 〜歯の根本の欠損〜
2025年02月21日
皆さん、こんばんは!
寒い日が続いていますが、体調崩されたりされていないでしょうか?
明日からの三連休も寒い様なので暖かくしてお過ごし下さいね♪
今日は「根本の歯の欠損」についてです。
メンテナンスをしていると、急に歯がしみ出した。とか、水道の水で濯ぐと歯がしみる。と言ったような症状を訴える方がいらっしゃいますが、よく見てみると虫歯ではなく根本の歯が一部欠損していることをよく見かけます。
この根本の歯が欠損してしまう原因については諸説あるようですが、一番の原因は歯ブラシ➕研磨剤入りの歯磨剤による欠損と言われています。
逆に歯磨剤をつけず歯ブラシだけで磨く場合には欠損はしないと言われています。
ですが、研磨剤が入っていない歯磨剤は着色しやすくなるため、着色した歯の表面に細菌が付着しやすくなり、虫歯や歯肉炎になりやすくなるというデメリットもあります。
では…どうしたら良いのでしょうか?
今は着色対策には研磨剤だけではないので、着色を分解してくれる、歯をコーティングしてくれる成分が入っているものを使う、痛みを伴っているならば知覚過敏用の歯磨剤にする。で良いかと思います。
一つ言えることは「適正なブラッシング圧」かどうか…だと思います。
研磨剤が入ってる歯磨ゴシゴシ磨けば当然、歯の表面は削られてしまいますので、適正な圧で磨けない場合は、歯の根本と上の方で歯磨剤を使い分けて磨くとか、根本をポイントブラシで優しく磨くとか…と思います。
電動歯ブラシを使う場合は、研磨剤が入っていない歯磨剤を使用した方が良いでしょう。
【根本の歯の欠損を防ぐには?】
①先ずは定期検診に通い、根本の歯の欠損があるか診てもらいましょう。
②適正なブラッシング圧を知ろう。
③歯科衛生士に、自分に合ったセルフケア商品をチェックしてもらおう。
④根本の歯の欠損が起きているところから磨き始めよう。
いかがでしたか?
意外とご自身に歯の根本の欠損があることに気づかず、メンテナンスにいらっしゃった時に欠損している所が凹んでいる所に染色したバイオフィルムが付いていると指摘を受けて知るなんて事もあるかと思います。
ご自身の歯は大丈夫?もし根本の欠損があったら、早めの対策をすれば進行させることなく維持することができるかもしれません。
早め早めの対策をしていきましょう☆